がんばれカーチャン
読みやすい現代言葉に変えて、小難しい設定も現代でもわかりやすく例えて、爆誕した同人業にいそしむ陰キャ寡婦。 枕草子、源氏物語、当時の世界観。 受験勉強中の方も、終えた方も、学んだ知識が端々で漫画化されているかもしれません。 とはいえ、本作は源氏物語そのものでなく、紫式部本人&宮仕えに焦点を当てた漫画なので、平安時代当時についても大変勉強になります。 読んでいて、やっぱり清少納言との確執は出てくるよねえと思いました。 ちなみに、源氏物語はこんなに一生懸命書かれたのに、原本は見つかってないとか、そもそも見つからない話があるとか、写す人によって内容が少し改変されているとか、あと、あなたが清少納言に対する悪口を書いた日記も残されていますよとか、紫式部が知ったらどう思われるんでしょう。 ‥1000年以上も先まで残されているなんて、勘弁して!という声が聞こえてきそうですね。 10年20年前の遺物ですら、黒歴史と言われるのですから。