迷い込んだ異空間で出会った6人の"自分" #1巻応援
逃げグセのせいでバイトが長く続かず、ちょうど20件目のバイトを無断欠勤してしまったばかりの「久々原亜久里」(くぐはらあぐり)は、 そんな自分を変えようと、試しに普段と違う方の足から靴を履こうとした次の瞬間、目の前の世界が崩れ始め、気づいたら謎の異空間に飛ばされていました。 そこで彼女が出会ったのは、“時空探偵”を名乗る少女、そして、それぞれ別の時空から同じく飛ばされてきたという6人の“久々原亜久里”でした。 同じ“久々原亜久里”だけど自分とは明らかに違う存在である彼女たちは、何者にもなれずにいた「久々原亜久里」にとってはそれぞれが“自分がなり得た可能性”たちでした。 そんな“久々原亜久里”たちと元の世界へ戻る術を探す「久々原亜久里」を描く作品です。 “久々原亜久里”たちとの接触で「久々原亜久里」の自己同一性が揺らぐと世界が崩れ始めるというSF的な描写も織り交ぜつつ、絵の情報量も格別に多く、1ページ毎の密度の濃さで圧倒しつつそれでも全力でエンタメをしている、1度読めば忘れられないインパクトを残してくれる作品です! 1巻まで読了
1話だけだとどんな話が始まるのかわからなかったけど読みやすいし面白そう。
上手くいかないことから逃げ続け、うだつの上がらない人生に嫌気がさすも、何もできずに今に至る主人公・久々原亜久里は、自分を変える些細な第一歩として「靴を履く足」を右から左に変えてみた。その瞬間、異次元空間のような場所に飛ばされ、そこには何人か女の子たちもいる。しかもその子達は、自分と同じ「久々原亜久里」という名前のようで…!?という感じのあらすじ。主人公の生き方、ちょっと自分と重なる部分があってウッ…となる。笑