制作会社は変わった人が多いよね
蕎麦屋で美味しい丼が食べられることを知ったのは、この漫画を読んだからだった。 東京ほどの蕎麦文化のない地域の人間には理解できなかったから、この漫画を読まなければ、蕎麦屋に行ってわざわざ丼を食べなかったと思う。 広告制作会社と呼んでいいのか分からない、吹けば飛ぶような場末の小さな会社で毎日終電まで働き、夜9時には帰宅したいと嘆いていたあの頃。 上京して働くって大変なんだなと思い始めた頃にこの漫画を読み、「褒められたい!!」「私も恋愛したい!!!」と心のなかで叫んだ。 漫画からデザイナーさんの大変さを知り、デザイナーさんまじスゴイと尊敬し直した。 そして蕎麦屋の丼に助けられた。 「これだからゲーム作りはやめられない! 」を一話お試し読みして、ふと思い出した本作。 フィールヤング誌なので基本は恋愛恋愛しているのだけど、添え物の制作会社に勤める人たちの日常が非常にリアル。
忙しくて頭の中がぐちゃぐちゃ、仕事に追われ恋はおざなり。
笑えて泣けて苦しくて気持ちい、ねむさんって感じの絵と生生しいブラックな内容がいい!
職種や業態によるけど、共感できる部分が働いたことのある方だったらどこかしらにあるお話ですた。
捨てる神あれば拾う神あり、頑張っているモモちゃんに良い事が起きますように!!