ふきゅうのみざーる
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不老不死のキャラクターの存在感を出すのってマンガの中でもすごく難しいジャンルの一つだと思う。
本作では雛星が不死者のミザールに美術品的な価値を見出そうとするのが面白くて個性的な読み味になっている気がする。
ミザールが居なくなるところとふらっと現れるところとかも、彼の時間軸の中では特別な出来事でもないのが何となく伝わるんだけど、それでもひょっとしたら特別だったのかも、と思わせてくれるところが好き。
世界的大富豪、雛星は希少で高価なものを集める「収集家」。彼の最高のコレクションは「不死者」であるミザール。対話を通して二人は理解を深めるのだが……!?