荒木飛呂彦や山口貴由からの影響を凄く感じる
近年のジャンプ漫画ではかなり好きな部類だった 最近無駄にスカした漫画ばかりでこういう真っ当に熱い人間讃歌を描いてくれる作品は嬉しい 連載当時これめっちゃジョジョ+山口貴由作品じゃん!と思って読んでたら山口先生本人もインタビューで褒めてて合点がいった それでいて人間のうちに秘めた怨念にもしっかり向き合ってるのも良い、特に宿敵を仕留める為にサラッと妻子と共々自爆したとこは恐ろしいね 普通の作家だったら中々やらない
時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!
絶対に揺るがない真っすぐさと芯の強さがあって優しさで溢れて家族思いの炭治郎!
炭治郎が泣くシーンは何回読んでも泣いてしまう。
まだ15歳の少年が家族を奪われ、鬼に立ち向かう姿は常に辛さが付きまとうのに、禰豆子を人間に戻す事、家族の仇、これ以上鬼が人を殺さないように諦めることなく立ち向かう姿は母性に刺さりすぎる。
義勇さんに会った時に生かされたのは、炭治郎の真っすぐさ、強さがあっての事と思います。
炭治郎の瞬間瞬間の判断が天才的に頭が良く、義勇さんと会った戦いで斧を高く振り上げて攻撃をしかけた頭の良さに圧倒された1巻でした!