父親の教えにより、幼少期から勉強だけをしてきた少年が、トラックに引かれそうになったところをある男に救われる。この少年はこれをきっかけにボクサーになったりするんだろうか?

あらすじに「“凶気”と“執着”の物語だ!」って書いてあった。そういう話として最後まで走り抜けたなと思った

あれだけ主人公の思考を支配していた父親が一切空気だったり、森や女以外との人間関係が謎だったり、そもそも強迫観念レベルの勉強漬けから一瞬でボクサー志望に転向するだけの動機が不明瞭だったり、物語として根本的に破綻してると思う。

受験戦争であれボクシングであれ、それがどういうものか理解してない漫画家が「トップ」を描くと大抵こうなるという悪い見本だった。「テストで100点」と「ドーピングモンスター」。どちらの界隈に対してもリスペクトが無さすぎる。

どいつもこいつも顔の真ん中ばかり殴るの謎だし、カウンター理論もリーチの違いを考慮してない脳筋ぶり。
最初の1,2話で期待を感じた作品だったが、そのままキャラも物語もメッセージもバラバラに空中分解していったように感じる。

ペーパーホラーショー

ペーパーホラーショー

22歳、漫画家志望、先行き不透明。そんな落合のもとに、突然「泥男」が現われた。琵琶湖の魚を死滅させるほど強烈な悪臭を放つ「泥男」に見覚えがある落合。そう、ソイツは落合が描いた漫画のキャラクターだったのだ…!! 架空が現実のものとなる!? 異能を持った落合の闘いが始まる!

なっくるなっくる
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