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浮き世の塵

浮き世の塵

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戦争中、街にやってきた敵国の捕虜の大尉ハインリッヒと親を失った少年ゴアスとエレナが交流を深める物語。

こういう戦争物って人種差別とか家族を殺された恨みみたいな人間の醜い暴力的な部分と思いやりや寛容性みたいな美しい部分を両方描いて、感情を掻き乱すのがお決まりだと思ってた(進撃とか)

けどこの作品はずっと物悲しい切ない雰囲気で、読んでてこれといって激しい感情が湧いてかき乱されるとかはない。

ただ一緒にすごして、大尉を助けようとして脚切断してでも死んじゃって。それだけ。

深い悲しみも憎しみも喜びも別になくて希薄。
でも大人になってから隻脚の少年を引き取る。

その淡々とした静かさが印象的だった。

海外の作家さんということでもっと他の作品を読んでみたいなと思った。

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