新しい愛のカタチ
ドラマ化で話題になっているので読んでみました。 色々と考えさせられました。一緒に住むのに決まった関係性はないし、結婚というものにとらわれなくても、いいなと思ってしまった 価値観は本当に人それぞれなのでお互いの不足部分を補ったり、正反対だからこそ分かり合えることもあるので話し合いながら選んだ決断がとても愛しかった。 こういう形の結婚生活もアリだな~!
フリーの内装デザイナーとして働くあいこは、結婚願望が強く、今の彼氏と結婚したいと思っている。でも家事はまったくできなくて、「家庭的な理想の奥さん像」を求める彼とすれ違い気味。絵本作家のともこは、家事は得意だけれど、世の中の結婚や恋愛があまりピンとこない。「理想の結婚相手が見つかるまでの間、とりあえず私と結婚しようよ」正反対のあいことともこ、アラサー女子の二人暮らし。普通の結婚ってなんだろう?
あいこちゃんもともこちゃんもゆきくんもシンタくんもみんなえらい。みんなすごい。
優しくてあたたかくて世界ってまじクソだなということを突きつけられる作品でした。そして、まじクソだよな〜で終わらせないあたりがかっこいいです。
分かり合えるまで対話すること、諦めないこと、決めつけないこと、大事なことは全部わかってるのに(なんなら漫画読んで学んだことなのに)なかなか実行できないんですよね。
あいこちゃんとともこちゃんみたいにクソみたいな世界で諦めずに生きていきたいです。自分のためにしっかり生きていきたいです。
出てくるご飯が全部美味しそうで最高なんですが、いちばん美味しそうなのはあいこちゃんのブサイクなおにぎりなんだよな……。あんなの作られたらともこちゃんじゃなくても泣いちゃうよ。