そして今年は、KADOKAWAのコミックウォーカーにて台湾作品四作品の連載が始まるという、大きな動きがあります。

株式会社KADOKAWAが、台湾の独立行政法人である台湾クリエイティブ‧コンテンツ‧エイジェンシー(TAICCA)との“協業”を発表。今後さまざまな共同施策プロジェクトが始動するという。 まずは「台湾コミックはじめました!」と題し、台湾で生まれた人気コミック…

これで人気が出れば単行本化にも繋がるでしょうし、もっと多くの台湾作品が輸入されるでしょう。楽しみです!

デザイン良いですよね!この本の装丁は、作者さん自らされたようですよ。

日本だと『東周英雄伝』という作品を出されていた方ですよね?どなたか動向をご存知の方おられれば教えて下さい

…そしてよろしければ作品の解説と愛をお伝え下さい!出版要望の声を上げるトピックでもありますので!

おー読まれましたか、羨ましい!(未読…)

実は先日の『綺譚花物語』翻訳者の黒木さんとスペースでお話しした時に、マンバ通信で紹介できなかった作品で、女性が能動的に性を謳歌する作品としてこちらを教えていただきました。

その時はまだ出版情報が無く、「出版されないかねー」と言っていた数日後に突如発売が発表された、私的にもとても気がかりな作品なのです!

本日5/15(土)、『T子の一発旅行』について語るスペースがあるよ!21時から!

コミックウォーカーの台湾マンガ新連載、読みましたか?どれも面白いですよ!

機械の国のアリス
殤否 僕らの世界のつくりかた
猫妖傳
ヘレナとオオカミさん

台湾マンガは日本マンガとアメコミの影響が強く、古くから日本のマンガが広く読まれていたこともあり、日本人に読みやすい洗練があります。

そこに台湾の文化……宗教や街並み、歴史や気候までが表現された台湾のオリジナルがありつつ、そうではないものもたくさんあり、同じような作品が無いという面白さがあります。

https://comic-walker.com/taiwan/

現在「青騎士」にて読切を何作か掲載されている、台北の作家さんAKRU先生。実は日本語で読める作品がいくつかあります。

手っ取り早いのはジャンプ+で二作品掲載されている『古本屋槐軒事件帖』。これいいシリーズなのでもっと読みたい。


単行本としては『台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記』があります。こちらは台北の食べ歩き事情をエッセイコミックタッチで。

そして本来はここに『北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)』が入るのですが、版元が消滅してしまい現在、購入することができません。すごくいい作品なんだ...

自分の企画で恐縮ですが、『綺譚花物語』の翻訳者・黒木夏兒さんをお迎えしてスペースをやります。

日本統治時代を描いた台湾漫画のご紹介です。マンバ通信の黒木さんの記事から、作品を取り上げて詳しく解説していただきます。どうぞ聴きに来てください!
https://twitter.com/i/spaces/1yNGaYvrMglGj

今年日本語版が出版される台湾作品をまとめました。ツイートは『綺譚花物語』翻訳者の黒木さんですが、画像を作ったのは私です。

私は買ったばかりでまだ読めてないのですが、戦前の日本統治時代、戦後の国民党統治(白色テロ)時代、そして民主化した時代までを通して描かれる作品は珍しいのだそうです。また絵柄がバンドデシネ風なのも面白いです。

今年は台湾漫画マンガが多く翻訳出版されていますが、『台湾の少年』は他のどれとも違った読み応えになりそうで期待しています。

いまComicWalkerでの連載を賭けた投票イベント実施中!

日本語訳された8作品の第1話を読んで、続きを読みたい作品に投票しよう!…ってどれも面白そうなんだよな…どれにする?

こちらですね?

任正華の後期の代表的な受賞作品八篇を収めて復刻。それぞれ長さとテーマが異なる作品を集めた。病院での長期入院、家庭内暴力、職場での噂によるいじめや殺人、家庭における外国人ヘルパーといった重いテーマを取り上げ、人間の冷酷さをリアルに浮かび上がらせた。また、華人社会における愛情、婚姻、子孫継承といっ...

シリアスなテーマが多く、読み応えありそう。ちょっと古い作品ですが、台湾漫画が盛り上がればチャンスはあるかも?

先月の台湾漫画新刊で『蘭人異聞録-濱田彌兵衛事件-』があります。

江戸初期、鄭成功が活躍する少し前。台湾に進出する日本とオランダ。その双方と交流した台湾原住民・シラヤ族が日蘭の諍いに巻き込まれるお話。

歴史物ですが三つの文化の交錯、バトルや駆け引きの面白さなど見どころ満載の大活劇となっています。これはおすすめ!

個人的企画で恐縮ですが、明日10/15土曜日夜9時から、この作品を翻訳された黒木さんと、見どころや歴史についてトークします。よければ是非!

いい記事でした

書店、展示スペース、クリエイタールームを兼ね備えた、一棟まるごと“マンガのための”ビル - 東京・羽田空港から約4時間ほどで到着し、海外旅行先としても人気の台湾。阮光民(ルアン・グアンミン)「用九商店」、高妍(ガオ・イェン...

台湾マンガ同好会!にコメントする
北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

1935年の台北城は、夜であっても、眩しく奇異な輝きを放つ、夢のように美しい場所だった。そんな台北城の一角に、百畫堂という名のカフェーがひっそりと建っていた。一階と二階には、甘いデザートに、氤?な香り、その中を忙しく往来する女給たち。三階は、関係者以外立ち入り禁止となっている、店主の書斎。ここには、豊富な蔵書、多様な収蔵品のほかに、一般の人には見えない幽霊と妖精が潜んていて……。『北城百畫帖』は史実にファンタジー要素を注ぎ、奇妙で懐かしい台湾を再現した作品。さぁ、あなたも当時の台湾に思いを馳せ、台湾の「昭和浪漫」に浸ってください。
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台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記

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いつか、台湾に行けるその日のために。水餃子、ワンタン、牛肉ラーメン、肉そぼろごはん、火鍋、海鮮、夜市、クレープ、揚げパン、かき氷……台湾人が本当に好きな台湾美食の旅にご案内!台湾人の漫画家が日本人に指南する、台湾グルメコミックエッセイ。台湾の美味しいものを目指して台湾旅行は大ブーム。さまざまな媒体の海外人気先ランキングでは、台湾は常にベスト3位以内をキープしています。それに伴い、台湾関連の本や雑誌がたくさん出版されています。ですが、そのなかで紹介される美食や観光地は、日本人がセレクトしたものです。ガイドブックの定番、小籠包は本当に台湾美食なのでしょうか――?そんな疑問を持った台湾人漫画家と、日本人編集者がタッグを組みました。この本で紹介する台湾美食は約800名の台湾人へのアンケートで挙がったものばかりです。台湾人が愛する台湾美食と、日本人がイメージしている台湾美食の相違点も、登場人物である台湾人・阿米と日本人・美菜の美食巡りを通して見えてきます。QRコード付きでおすすめのお店52店を紹介。読んで楽しく、ガイドブックとしても使えるコミックエッセイです。旅ができる日まで、この本で妄想旅行しつつ、予習してみては。
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青騎士

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新しい判型、新しい造本、新しい連載の数々! 『乙嫁語り』の森薫、『北北西に曇と往け』の入江亜季を中心に、広く漫画業界から豊かな才能たちが結集する。創造と革新のコミック・ブック、新創刊!<青騎士 第1号 ラインナップ>柴田康平 [夜な夜な夜な]こかむも [クロシオカレント]ムネヘロ [ムシ・コミュニケーター]鰤尾みちる [篠崎くんのメンテ事情]戸塚こだま [レシートキョンシー]伊田チヨ子 [ディジーレコード0014]森薫 [シャーリー・メディスン]有海とよこ [波間の子どもたち]甘酒縞 [マイ・フレーム・イズ・ビューティフル]まとり [玻璃の娘]毛塚了一郎 [音盤紀行 追想レコード]入江亜季 [北北西に曇と往け]高橋拡那 [紅椿]御茶漬海苔 [おんニャの一生]ハラヤス [凍犬しらこ]智田直 [ホテル・ライラック]渡邉嘘海 [あべこべの国のアリス]長谷川未来 [瀬をはやみ]梶谷志乃 [舐犢の愛]大槻一翔 [リナリア]ほか
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