女子フィギア フリーの決勝、これも物凄い
ドラマでした!

例えるなら、ロシア勢は超必殺技をバキバキに
出してくる最強軍団。
対する日本の坂本花織は、必殺技なんか持って
いない。が、通常技を駆使し 通常技の鮮やかな
コンビネーションで超必殺技に撃ち勝った!
そんな印象を強く受けたのです。
正に「小よく大を制す」の爽快感がありました。

そもそもロシア勢は、高難度の4回転を出すために
体をガリガリに絞ったサイボーグみたいなもので、
技は凄くても 美しいとはそう思えないのです。

対する坂本花織は、フィギアスケーターとしては
むっくりな方で ”華”に乏しい。
ところが、技一つ一つが実に滑らかで 安定感があり
見ている方がほっこりしてくる、そんな ”味わい”を
醸し出しているのです。

音楽で言うなれば、キンキンの打ち込みサウンドが
主流の中で、懐かしいアコースティックメロディーに
心癒されたという思いです。
実に示唆に富む戦いだったと感じ入っております。

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アコースティック

アコースティック

奇想と叙情の交錯する個性派・安永知澄の、単行本未収録レア短編!!彼女の恋人は自称・音楽家。ダメ男だったはずの彼に訪れた「変化」と、甘くて哀しい人生の深淵。本作は2010年『コミックビーム』(KADOKAWA/エンターブレイン)掲載作を太田出版より電子書籍化したものです。(20頁)

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