渡る世間話鬼ばかり
2話で終わり、はもったいない連載すればいいのに。
時は戦国、二つの大名が争う戦場に山ほどデカい、文字通り巨人の赤鬼と青鬼が降り立つところから物語は始まります。
仏さまの命令でいくさを鎮めるためにやってきましたが、
ひねくれたリアリストで、人間を大量にぶっ殺すなどして止めようとする青鬼と、
人が死なないようなやり方で対立を収めようとする赤鬼と、二人は対象的に描かれています。復讐の連鎖?知らねえなあ(ニッコリ)な青鬼と、汗をかいて苦悩する赤鬼。
さて、仏に結果を報告に行く二人。
ドラゴンボールに登場するカリン塔のような巨大な柱を延々と登った先に仏は住んでおり、その大きさは巨人の二人でさえ小さく見えるほど。
仏の使いな割にやたら原始的な交通手段にちょっと草(神通力でテレポートとか
してもよいと思うんだが)
このプリミティブな感じ、なんとなく怪作「超劇画 聖徳太子」を思い出すような思い出さないような・・・
結果を聞いた仏はまたもや死人が出たことを嘆き、人類はこのまま殺し合いで
絶滅するのではないかと世の中を憂います。
そもそも手下の鬼に任せず神のパワーで介入すればいいような気もするけれど、
立場的な難しさがあるのかもしれません。
さて、報告が終わってから、青鬼は赤鬼に対し、ある衝撃的な提案を
行います。ここまでがこの読み切りの前編です。
それが果たしてなんなのかはマンバ読者の諸君に確かめてみてほしい。
なかなか、面白い寓話であります。
時は戦国、仏様の命令で人間達の争いを収めることになった赤鬼と青鬼。青鬼は人間達を殺して争いを止めようとし、一方の赤鬼は人間の大将のもとへ向かい、話し合いで解決しようとするが…。
時は戦国、仏様の命令で人間達の争いを収めることになった赤鬼と青鬼。青鬼は人間達を殺して争いを止めようとし、一方の赤鬼は人間の大将のもとへ向かい、話し合いで解決しようとするが…。