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コロナ禍の辛さって突然始まったわけじゃないよね、それまでの人生もあってこれまでもこれからも連綿と続いていくんだよね、っていう形で20年ほど前からスタートして描かれる女性二人の話で超良かったです。
小学校のあの頃、親の意向や家庭環境の違いなど、本当はもっと仲良くしたかったのにできなかったり、すれ違ったり会えなくなったり。
そんな二人の少女は大人の女性になって再び巡り合う。
人生ってうまくいくときもあればそうじゃないときもあるよね。
そのときどきでうまくいってる人が助けて支えあっていけばいいじゃんね。
素敵な話でした。
コロナ禍で主人公側の会社が倒産して鬱になってしまって、同居人のその子がどうしたらいいか分からないけど、とびきり甘やかしてあげる感じ、どちらの気持ちもわかってたまりませんでした。
コロナ禍だから、とかじゃなく、普遍的に起こり得る不幸と素敵な関係に心温まりました。
がんばろう。
女ふたり。幼なじみ。あんたの前なら思いきり凹めて、心から笑える————(ビッグコミックオリジナル2021年14号)