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ウィリアム子爵邸宅の召使い「エドナ」は、子爵の娘「アナ」の身代わりに戦争で英雄となった平民出身の貴族「イーライ」と突如結婚させられることに。 身代わりだとわかれば殺される…そんな恐怖を抱きつつイーライのもとに向かったエドナだったが、早々に嘘がバレてしまう事態に! ”私はできれば生き残りたい”そう言って『妻』だけでなく『夜の慰みもの』になるというイーライとの取引を受け入れるエドナ。 そんなどこか堂々とした彼女の姿に、イーライは興味を持ち始めるのだった。しかし、そんなエドナには誰にも言えない秘密があって――。
めちゃコミックである程度まで無料で読めたので、どんなもんかなと思って読んでたら気づいたときには単行本4巻まで買ってたよね…オールカラーだから結構高かったけど…
とにかくめちゃくちゃ面白いし読む手が止まらないですこれ。
世界観の設定は結構複雑で、ここでしっかり説明するのはちょっと面倒なので割愛しますが…
主人公エドナが、とにかく気高く美しく、ときにゾクッとするほどの気迫で突き進む姿に惚れ惚れします。彼女の壮絶な過去・出生の秘密、背負い続ける覚悟と責任、そして彼女の過去を暴こうとする者などなど見どころがありすぎる。
絡み合う人間関係の複雑さに加え、一度はボロボロになってしまった国をいかにして復興させるか奮闘する部分も興味深いです。
なんといってもイーライとの関係が見ものですね。
語彙力なくて申し訳ないですが「ナイスカップル」としか言えない。物語はまだまだこれからという感じなので、先が早く読みたくてしょうがありません。