30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠
BLの可能性は無限大
どう考えても死んでいる 雁須磨子
BLは本当に何でも出来るなーと思う。 読了後にそんな感じで感心しつつ、どうなってるんだろうとか色々想像(妄想)も膨らませつつ、幸せになってほしいものだと思う作品でした。 最終的にどうなるんだろう、「意外ともつものですよ」はどのぐらいもつものなんだろう。あとの展開が気になるなぁ
名前を強く呼ばれ、気がついた目黒晋太郎は、自分が死んでしまったことを認識する。また名前を呼ばれ、その声のもとに辿りつくと、恋人・翼が怪しげな霊能力者の男に騙されている場面に遭遇。霊能者が翼にキスをしようとしたところで窓を割って妨害するが、翼にはその姿は見えていない。しかし晋太郎がやったと確信する翼は、またその霊能者に降霊を頼んでしまう。そして晋太郎は自分が死んで1年半経ったことを知り、それでも晋太郎に会いたいという翼に、自分も会いたいと願うが……!? 電子限定おまけ付き!!
雁須磨子ファンなのでとくにあらすじも読まずに読み始めたら「タイトルそういう意味だったか〜」とびっくりしました。
正直、片方が幽霊のBLはあんまり好きじゃないんですけど、この漫画では途中で展開が大きく動くところから「おっ」と引き込まれ、最終的には面白く読めました。そういうのアリなのか?という疑念もありますが、面白ければアリですよね。ふたりが最終的に恋人というより運命共同体的な関係になってて、それが逆によかったですね。
実は親子でしたっていう設定、自分けっこう好きなんだなと自覚したきっかけにもなりました。(主人公カップルのことではないです)