ハッキリ覚えていませんが、『ポーの一族』のエドガーの幼い頃でしょうか。ただ、目が光ったようなこわい漫画という印象できっちり読んでいなかったと思います。
トーマの心臓』ですね、最初にちゃんと読んだのは。
書店で1巻と3巻が置いてあり、立ち読みで読んでしまい、しばらくして1、2、3巻が置いてあったので、迷わず購入しました。最初の感想は、子供らしくなく、「こんな上手に描いた漫画は初めてだ」でした。それぐらい、技術が凄い!と思いました。もちろん、感動もあとからやって来ました。
何人かの友達に貸して、感想を聞きました。オスカーに恋してしまった子もいた。エーリクをひっぱたくところが男らしい、と。

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話題に出たマンガ一覧

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トーマの心臓

トーマの心臓

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

ポーの一族

ポーの一族

1880年ごろ、とある海辺の街をポーツネル男爵一家が訪れた。ロンドンから来たという彼らのことはすぐに市内で評判になった。男爵夫妻とその子供たち、エドガーとメリーベル兄妹の4人は田舎町には似つかわしくない気品をただよわせていたのだ。彼らを見たものはまるで一枚の完璧な絵を見るような感慨にとらわれた。実は、その美しさは時の流れから外れた魔性の美。彼らは人の生血を吸うバンパネラ「ポーの一族」であった。市の外れに家を借りた一家は、人間のふりをしながら一族に迎え入れるべき者を探し始めた。そして、エドガーが興味をひかれたのが、市で一番の貿易商の子息であるアラン・トワイライトだった…。