なんだこの生きものは
たまごのようなヒヨコのような、小さくて丸いはぐちさん。 人間の言葉も話せるうえに、すこし関西弁ぽい訛りもある不思議な生きもの。正体は宇宙人? 多忙すぎて帰宅後は玄関で動けなくなるOL八千代の身の回りの世話をぜんぶやってくれる奇跡のような存在です。掃除洗濯炊事と全てパーフェクトにこなす。とにかく平和。はぐちさんがいれば全部が平和!!たまに八千代と喧嘩もするけど、すぐ仲直りするし、お互いに尊敬し合えるいい関係。 日々家事や仕事に忙殺されている人が読むと、八千代が羨ましくて泣いちゃうかも。
「疲れている時は全部小規模にしてみたら」名言!
ずっと、癒されながら読んでいましたが、最近になって、最初の頃の話を思い出しました。はぐちさんにもパパとママがいたし、おじいちゃん?は無理をして疲れ切ってしまった、というエピソードもあって、そのあたりは謎に包まれていたような。そしてはぐちさんは、八千代のところへ来る前にも、いろいろな人のところにいたはず。何かはぐちさんは悲しみを背負っているようにも感じられる。八千代のストレスは軽くなってほしいけど、「もうはぐちさんはいらない」となったら悲しいな。