枠にはめ込まない。#1巻応援
何か糸で引き寄せられたかのように出会った3人の男女。 コロナ禍も折り込まれていて、人と会うことの難しさだったり、3年前日常で当たり前だったことがこんなに当たり前じゃない世の中に変わったんだなぁと改めて感じる。 色んなことが変わるきっかけになったり。 著者の最後のメッセージの通り、誰かとゆるく繋がっている。これって、大事かもですね。
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録!】『逃げ恥』の海野つなみが描く、コロナ禍の日々を織り込んだ最新作!元部下・元上司・元上司の弟。男女3人の居心地よき関係。「孤独自体は消えなくても誰かとわけ合えることもあるよね」より働きやすい職場を求め、上司に辞表を出した浅利千尋。すると上司の羽鳥汐路も「私も辞めるわ」と言い出し、揃って退職することに。半年後、浅利は汐路の結婚パーティーで汐路の弟・渡に出会う。酔い潰れた姿を見せてしまい、浅利のほのかな恋は始まる前に終わるが、3人はカフェ&バー「スプートニク」で集まってはだらだら喋る仲になった。それから10年後ーー。世はコロナ禍に突入。各々に人生の転機が訪れ、別々の道を歩んでいた3人の人生が交わっていきーー?「まさに、結婚みたいなものじゃないですか」人生の思い込みをほどき、想像もしなかった未来をひらく物語。先の見えない毎日を真摯に生きるあなたに贈る、『逃げるは恥だが役に立つ』の海野つなみ最新作!
2017年に掲載された一話限りの読切が電子単行本になったものなんですね。知らなかったので読んでみた。
厳しい労働環境の職場を辞めようとしたら、上司も一緒に辞めてしまうところから始まり、それからその元上司とその弟と不思議な絆が生まれる話です。
これぞ海野つなみという感じの会話劇。読んでて気持ちいい。
新作もこの3人が出てくるみたいなので今から読むのが楽しみです!!