読んで感動したり好きになった漫画は数多くあります。
それらは自分なんかじゃ到底創作できなかった世界を
見せてくれたわけでほぼ全面的にリスペクトしてしまいます。
とはいえ、そうは思いながらもなかにはいくつかは
あの展開に進まずにこういう展開に進んでくれたほうが
良かったのになあ、とか思う漫画もあるわけです。
とくに続編的な作品とかスピンオフ作品とか、
あからさまに物語を引き延ばした作品とかに。

そういう「僭越だけれども、あそこはこうしてほしかった」
という作品はありますか?

私は「北斗の拳」は好きですが、
修羅の国編に移行するあたりで、
いっそそれまでのケンシロウの個人バトルみたいな流れから、
バット隊とかアインの軍とかの各分隊の戦いを
総司令官的にケンシロウが指示を出して統括し、
ここぞというときにケンシロウの個人バトルを出す、みたいな
軍記物的な話になっても面白かったのでは、などと思ったりします。
またはそれまでの拳法vs拳法の戦いから、
vs異種格闘技の使い手、みたいな
敵キャラが登場する話にしても面白かったかも、とか。

あと、修羅の国に向かう船で、その時だけケンシロウが
サングラスかゴーグルみたいなものを装着しました。
あれはスタローンの映画「コブラ」のオマージュなのでは、
とかも言われているみたいですが、私、あれ好きでした。
カッコイイと思いました。
いっそそのあとはずっとあのファッションで登場して
欲しいと思うくらいに(笑)

好きな作品だからこそ、こういう展開でも・・と思った経験にコメントする

話題に出たマンガ一覧

2件
ゴーグル

ゴーグル

「アンダーカレント」「珈琲時間」というロングセラーを生んだ豊田徹也はじめての短編集。単行本未収録だった表題作、ファン待望の『ゴーグル』ほか、月刊アフタヌーンにて発表された、感動あり、笑いあり、そのどちらでもない微妙なものありのバラエティー豊かな中短編が楽しめます!

北斗の拳

北斗の拳

199×年、世界は核の炎に包まれた。破壊され、荒野と化した地球に生き残った人類は、再び暴力に支配された。一滴の水さえも奪い合う時代が到来し、弱者は虐げられるだけの過酷な運命を負わされた。そんな、ある日。一人の若者が水を求めて荒野を歩いていた。彼こそは、肉体に散在する経絡秘孔(ツボ)を突き、内部から相手を破壊するという、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の使い手、ケンシロウだった。たどりついた村で、ケンシロウは牢に囚われる。牢には、バットという少年がいた。牢番をしていた少女リンは、ケンシロウの優しさに触れ、牢の鍵を渡す。そのとき、村は、豊富な食料と水が目当ての強盗組織「Z(ジード)」に襲われる……。ケンシロウの最初のライバルのシンや、最愛の恋人ユリアも登場。「週刊少年ジャンプ」やTVアニメで爆発的人気を誇り、「おまえはすでに死んでいる」のセリフが流行語にもなった一大格闘巨編、ここに復活!悲哀は、やがて愛へと変わる――。

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