犯人に恋してしまう刑事が犯人を追い詰める話にコメントする

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名無し
1年以上前
ジャンプの新連載。 男性の犯人に女性の影が迫る…! その影とは、過去に自らを誘拐した犯人を好きになってしまったことから、「犯人」というものを愛してしまう女性刑事だった! その異常な愛ゆえに運命を感じ、人混みからも愛しい人を見分けてしまいどこまでも追っていく。 そして犯人は逆に彼女に恐怖し自首してしまうのだった。 次はどんな犯人が現れるのか! 同僚の右近と左近の役割とは! こういった形のミステリらしきものはジャンプで久しぶりな気がするので楽しみ。さすがにネウロ以来ではないよね? いわゆる犯人に恋してしまう「ストックホルム症候群」っていう題材も楽しい。 そして、彼女を誘拐した犯人がまだ捕まっていないというのも分かりやすく今後に繋げてくれている。 普通だったら宿敵とか復讐の対象だけど、この場合は運命の初恋の人を探してるのだから。 女性が犯人の場合も気になるけど、この刑事が好きになるのは男性の犯人ではなく、「犯人」だから成り立つのかな タイトルも気になる。何かの伏線? 「愛してる」のアナグラム的な 『アイテルシー』 -i tell c- I tell sheってこと? she=cなのかどうか鍵になってきたりして…。 みんなで感想話しましょう
賭龍

52枚の札が見せる虚実 #1巻応援

賭龍
兎来栄寿
兎来栄寿
現在ラスベガスで世界最大のポーカー大会であるWorld Series of Poker(WSOP)が開催中です。毎年開かれているこの大会ですが、昨今は世界的なポーカー人気も高まっておりメインイベントの参加者も年々増加し、優勝賞金は今のレートだとおよそ16億円にもなります。 かくいう私もポーカーは好きで国内最大の大会でも好成績を残しており、その内WSOPにも挑戦しに行きたいと思っています。 そんなわけで、今までに描かれたポーカーマンガはほぼすべてチェックしており、新しいポーカーマンガが出たと知って喜び勇んで1話から楽しみに読んでいました。 山本神話さんは、前作の『グレイテストアンダードッグ』にもボクシングマンガでありながら数話にわたるテキサスホールデム回があり、またそれが面白かったので、今回新たにポーカーマンガを描くと聞いてとても納得感がありました。 何しろ、山本神話さんの描くキャラには色気があり、カッコいいし、美しいし、かわいいのです。鉄火場でのアツい駆け引きを描く際にも、クールなキャラたちが興奮を高めてくれます。 ポーカーはルールを知らなくても一瞬で覚えられる上に世界共通なのが長所で麻雀と違うところですが、本作もルールは解らなくてもまったく解らないように作られています。 極端に言えば、ポーカーの駆け引きは「嘘」か「本当」かの二択。ドキドキ感を読んでいてたっぷり味わえます。 解りやすく描かれているが故に、玄人からするとプレイラインなどは物足りなく感じる部分もあるかもしれませんが、それは現役の医師が医療マンガを読んで重箱のすみをつつくようなもので、大半の読者には問題ないでしょう。 個人的には、こうした作品がどんどん増えて行って、ポーカー文化が隆盛していくことで麻雀マンガにおける『ノーマーク爆牌党』のような作品もいずれ出てくるであろうと期待しています。 この作品でポーカーに興味を持って始めてみようという方もきっといると思いますので、将来そういう方と卓を囲めたら良いなと思います。 なお、この作品に登場するCasino Live Tokyoは実在するお店で私も行ったことがあり、手軽に聖地巡礼もできるようになっています。興味があれば足を運んでみるのも良いでしょう。
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嘘か真実か陰謀論

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六文銭
六文銭
自分が何かと恵まれていないのは、何か大きな陰謀によるものではないか?という、ネットではびこる「陰謀論」がテーマの本作。 主人公は、いわゆる社会的に弱者の部類で、それでも自分にも特別な何か(人生大逆転できるようなものが)あるんじゃないかと日夜怪しいセミナーに通いながら過ごす。 そんな中、偶然出会った大学生の女性に恋してしまう。 関係を深めていくなかで、彼女につきまとうFACTという謎の組織の存在を知り、彼女を守るために接触。 そこは、陰謀論に染まった集団で、自分の境遇の悪さも、彼女と出会ったのも全てが大きな陰謀だったと諭され、気づくと彼もまたその思想に染まりはじめてしまう・・。という展開。 社会的な問題を扱う重そうな感じもあれば、コミカルなヌケ感もある。 現実を描いた漫画だから明らかに嘘っぽくも感じつつも、これ実はファンタジー漫画なのでは?と思うと真実のように感じてしまう。 ついつい、陰謀も本当のように感じてしまう。(ちょっと調べればわかるんですけどね) そんな感じで嘘か真実かわからないながら、自分なんかは読んでいたのでめちゃくちゃ楽しめた。 特に2巻。 主人公が上述した恋心を抱いている女性に、付け焼き刃的な稚拙な持論を展開し、一瞬で論破される様は読んでいてホント痛々しく、ゾクゾクした。 共感性羞恥をこれほど感じたシーンはないと思う。 4巻で最終巻らしいけど、どうオチをつけるか気になる。
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