犯人に恋してしまう刑事が犯人を追い詰める話にコメントする
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名無し
1年以上前
ジャンプの新連載。 男性の犯人に女性の影が迫る…! その影とは、過去に自らを誘拐した犯人を好きになってしまったことから、「犯人」というものを愛してしまう女性刑事だった! その異常な愛ゆえに運命を感じ、人混みからも愛しい人を見分けてしまいどこまでも追っていく。 そして犯人は逆に彼女に恐怖し自首してしまうのだった。 次はどんな犯人が現れるのか! 同僚の右近と左近の役割とは! こういった形のミステリらしきものはジャンプで久しぶりな気がするので楽しみ。さすがにネウロ以来ではないよね? いわゆる犯人に恋してしまう「ストックホルム症候群」っていう題材も楽しい。 そして、彼女を誘拐した犯人がまだ捕まっていないというのも分かりやすく今後に繋げてくれている。 普通だったら宿敵とか復讐の対象だけど、この場合は運命の初恋の人を探してるのだから。 女性が犯人の場合も気になるけど、この刑事が好きになるのは男性の犯人ではなく、「犯人」だから成り立つのかな タイトルも気になる。何かの伏線? 「愛してる」のアナグラム的な 『アイテルシー』 -i tell c- I tell sheってこと? she=cなのかどうか鍵になってきたりして…。 みんなで感想話しましょう
不揃いの連理

タイトルから見る"伴侶"の形

不揃いの連理
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

ここではタイトル『不揃いの連理』の語義と内容をリンクさせながら、(6巻までで)四組の女性ペアの関係を追う本作の魅力を書いてみたいと思います。 「連理木(れんりぼく・れんりぎ)」というのは、隣りあった木々の接触した枝や幹が一つにくっつき、木目まで混ざり合った状態のこと。そこから「連理」という言葉は二人の深い契りを表すのだそうです。 幸せな予感のある「連理」という言葉。では「不揃いの」という言葉はどうでしょう? 登場するペアは、いずれも全然タイプの違う二人。そしてどちらか片方、もしくは両方とも「ダメな人」だったりもします。 まっとうな会社員×元不良は見た目に反して、ダメなのは会社員の方。いかにも悪そうな人と優等生のJKコンビは、優等生が意外と暴力的etc……。でもそんな二人が何故か寄り添う。 ではそこにどんな心があるのか。 ある人に惹かれる理由を、言葉で言い表すのは難しい。でも、なぜある人の側にいるかは、理由を言える場合もある。 この作品でそれが分かりやすいのは、ダメな漫画家に接する生真面目な編集者。彼女は恋愛的惹かれの他に、ダメな漫画家を支える動機としての「ある気持ち」を持っている。そして同じようなものは、他の三組にも見て取れる。「ある気持ち」はおそらく頼りない人に対する普遍的な心情なので、納得する人は多いと思います。 「ある気持ち」で支え合い、接するうち、彼女たちはいつのまにか離れ難くなっていく。そこには理屈ではなく、もはや必然として一つになった連理木が生まれている。 伴侶って、こういうことだよな……大きな安心感とエモーションが同居する感じ。実はかなり暴力描写・しんどい内容も多いのにそれはとても不思議な感覚で、いつまでもこの物語を追う動機となってゆくのです。 ダメな人に対する、共通する「ある気持ち」......どんなものか、ぜひ本作から探してみてください。 さあ、まだ不穏な堅物教師×生徒の物語はどうなるかな? (6巻までの感想) (追記:実はマンバ読書会でリアルタイムで書いたものから、細かく改稿しています。どんなふうに変化しているか、ぜひ配信と比較してみてください! https://www.youtube.com/watch?v=FgBPuVvUHFI) #マンバ読書会 #クチコミを書く回

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