守護らねば
戦国時代を舞台にした、主君に仕える鬼の一族と人間たちの主従の絆を描いた漫画。全3巻完結で、それぞれ主人公が異なるオムニバス形式となっている。話全体はどちらかというと悲劇的で、歴史に消えていった者たちの哀しきストーリーが中心。だが美しい作画で描かれる戦国時代の動乱だったり、華のあるアクションシーンや登場人物たちの巧みな心理描写が相まって、とても心を揺さぶられる場面が多い。それにしても著者の琥狗ハヤテさん、こんなに恰好良い活劇も描けるお人なのか!というのが個人的には良い驚きだった。
激務により職場で倒れた社畜・山中は気が付くと16世紀のロンドンで貧しい少年・トムになっていた。しかも王宮で顔がそっくりな王子・エドワード と服を取り替え中。不幸が重なり二人は入れ替わったままに!! 突然、国王となってしまったトムと、連れ去られ過酷な仕打ちを受けるエドワード。身分大逆転劇の結末は!?(※本電子書籍は『転生したら名作の中でしたシリーズ 王子とこじき【単話版】』1~7を収録しております。重複購入にご注意ください。)
『のうぎょうカレッジ』風町ふく先生の新連載。タイトル通りの内容ですごく面白かったです!
仕事を断らずに引き受けてしまうお人好しの男・山中が目を覚ますと、トム・カンティという10歳の貧しい少年となっていた。王子様を見に城に来て門番に叩き出されたところを、皇太子エドワードに助け出され服を交換することに。
襤褸をまとっていても気高い王子様が素敵でした。
このあとの展開、原作通りに進んでいくのか気になります。