とても繊細な表現で心に迫る!!
皆が優しすぎるからいけないんだ! 心をオブラートに包むからいけないんだ! 自分に正直になること=幸せになること?とは限らないけど、人の心って時間とともに変化していくものでもあるけど、ずっと変わらない部分も持ち合わせている。 人間って難しいし、めんどくさいし、嫌になる。 生まれた環境にも、両親にも、友達にもいろいろな物に触れて人間ができていく。その時の、気持ち、自分に向き合う時間、立ち止まって考える思考能力を大切にしないと後々後悔しそう。 等々、色々考えさせられる作品でした。
家庭事情に難ありな3人が友情から恋愛に発展するまで。
と言う設定はあるあるですがいくえみ節にかかればこんな感じに料理されるんですね〜
好きだけど壊したくない関係。
大切だけど恋愛の好きとは違う。
感情の機微をここまで書き表せるのか、と感心してしまいます。
少しだけ二人の距離感が変わったとか、逆にうまくいかなくて表面上は取り繕っていても本心では離れてしまった、とか。
いくえみさんはそう言うのほんとうまいですね…。