スラムの少年が美女と遺跡を攻略するスタイリッシュハードSFアクション!にコメントする
リビルドワールド
地獄の作画要求に応え続ける良コミカライズ
リビルドワールド 綾村切人 ナフセ 吟 わいっしゅ cell
ピサ朗
ピサ朗
スラムであらゆる物に踏みつけられながらも生きる少年アキラは、ある日拳銃を手に入れた事から一攫千金を狙い、かつての超文明…「旧世界」の遺跡に潜るハンターと呼ばれる職業になる事を決意し、近場の遺跡であるクズスハラ街遺跡にたった一つの拳銃頼りに向かうが、モンスターに襲われ死に掛けながらも探索していたら、突然全裸の美女が現れ取引を持ち掛ける…。 と、いう原作はダンジョン探索SFバトルアクションな、小説家になろうから書籍化した人気ライトノベルなのだが、旧文明の遺跡の描き分け、サイバネスティックな装備、生物・機械系の多種多様なモンスター、そのモンスターにも通用する重火器、謎の美女アルファのコスプレ七変化、厳しい経験を乗り越えたオッサン、アキラを巡る美女美少女… とにかく人物背景から小物まで、要求する物が幅広く、挿絵ならまだしも漫画でコレをやるのって相当に疲れるのが素人目にもわかるのだが、ものの見事にそれらに応え、原作の世界観を見事に表現している。 特にほぼ常にアキラの傍に侍る背後霊状態のアルファは、絶世の美女とされ実際に美女だが、戦闘となればアキラを集中させたりリラックスさせるために笑顔に無表情にと、顔も利用するという点を見事に表現しつつ、主人公の相棒ポジションとして動作の一つ一つが魅力的に描かれている。 敵との戦闘もモンスターだったり人間だったり、多様だがアルファのサポート無しでは敵わない手練れである事も多く、実際に敵の強さの表現も素晴らしく、危機一髪をアルファのサポートと地道に身に付けた成果で乗り越えていく様は、元々はスラムの底辺少年だったアキラが拳銃だけの裸一貫から成り上がっていく様と重なり、とてもカタルシスがある。 世界を表現しきる画力、見応えのあるアクション、魅力的なストーリー、原作も作画もシナジーが抜群で、理想的なコミカライズだと思う。
魔入りました!入間くん外伝
外伝 一巻 カルエゴ編
魔入りました!入間くん外伝
ゆゆゆ
ゆゆゆ
ストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。
りびるどわーるどでんげきこみっくすねくすと
リビルドワールド 1
リビルドワールド 2
リビルドワールド 3
リビルドワールド 4
リビルドワールド 5
リビルドワールド 6
リビルドワールド 7
リビルドワールド 8
リビルドワールド 9
リビルドワールド 10
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい