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まるでティンカーベルのような可愛らしいビールの妖精さんが印象的ですが、読んだら作品ごとに絵柄もストーリーも雰囲気が変わるので驚きました。あなたも読んでみたら必ずお気に入りが見つかると思います。私は「雨ののち、晴れののち、」を読めたので本当に単行本を買ってよかったと思いました。戦時中の国立競技場で学徒出陣を見送った女性が、終戦後に同じ場所で東京オリンピックの開会式を見届けるという話です。単なるいい話ではなく、その日を複雑な心境のまま迎えたことが描かれています。あの日が今日に繋がっていることを忘れてはいけないと身に沁みました。ちなみにTwitterバズり漫画に無知な自分でも知っている「金曜日、蟹をのせて」も収録されていました。