主人公はダンジョンの案内人。
ダンジョンは踏破して、魔物の発生原因を壊せば魔物が発生することもなくなるらしい。 街にはダンジョン関連の冒険者や人々が集まる。 主人公が案内するダンジョン「タイロス迷宮」の踏破を目指すパーティー「宵闇の剣」。 案内も、パーティの連携も、大変スムーズ。踏破も時間の問題か?! 3巻時点では、このような展開なのだけど。 踏破されたら、この街の稼ぎ頭コンテンツがなくなるんじゃ?とよくある起こり得るトラブルが脳裏をよぎる。 偉い人たちが怖い顔をしているのはそういうことかなあ。 そして、パーティー「宵闇の剣」のメンバーのことは出てくるけど、ダンジョン案内人には、小さな妹がいる以上の情報がほもんどない。 この人当たりがよく、観察力が高い案内人が関わるトラブルがこれから出てくるんだろうか。
メッチャ良かった!!絵が見やすくてかっこいい!! 主線が細くて独特の強弱があるのがお洒落。塗りもスッキリしてて全体的にシンプルなんだけど、見せゴマでビシッとキャラを見せてくれるから地味な印象はない。ちょっとした会話ではキャラが超デフォルメされてゆるい落書きみたいになるところも、漫画全体にメリハリを生んでてすごくいい。
絵のことばっかり描いちゃったけど、ストーリーも王道オカルトものですごく楽しかった!
くせっ毛でソバカスの女子高生・ほのかは、学校で何でも願いを叶えてくれるという「オカゲ様」の話を聞く。
「オカゲ様」に髪の毛をストレートにしてもらったほのかは、「オカゲ様」の力でどんどんコンプレックスを解消し綺麗になっていく。
ある夜、「オカゲ様」に襲われたほのかは、ちょっと苦手なクールなクラスメイト・馬喰さん助けられて…というお話。
アルビノで人と違うことに悩み妖怪に願ってしまった馬喰さんは、願いが叶った代償に妖怪を食べないと生きていけない体になってしまう。しかし同時に、妖怪の能力を少しだけ借りられるようになったため、御札やら護符を貼ったバットやら様々な道具を駆使して妖怪を食べるのですが、この妖怪と対峙する時ビジュアルがイケてる (語彙力)
クールなJKが食った妖怪の眼を全身に出現させながら護符バットを振り回すのかっこいい…!
ほのかが「オカゲ様」を使って手料理を振る舞いちょっと仲良くなる…という、ホラー展開のあとにホッとする結末が来るところがまたいい。
おとなしそうな見た目のほのか(ストパーロング)と、クールでショートカットふわふわヘアの馬喰さんが2人並んだときのしっくり来る感じ最高でした!
野村安未先生の情報ネットになさすぎて悲しいです…。
次回作も楽しみにしています!!