一平ちゃん

漫画の制作自体がほぼ初めてかのような描写があったのですが、そうだとすればすごい漫画力を感じます。さすがはトーチ漫画賞大賞。

何気ない会話、消えたくなるほどいたたまれない失敗、個性的な同僚たち。
この漫画で起こっていることはそこらじゅうに転がってるような日常。だけどそれを漫画にして、読んだ誰かをクスッと笑わせたりするっていうことが、こういう才能によって生まれることが尊い。

「戻りたくないけど懐かしい日々」。
思い出すだけで胸が痛く苦しくなるけど、確かに今の自分の一部になってる出来事ってある。

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牛乳配達DIARY

ぎゅうにゅうはいたつだいありー
著者:INA
最新刊:
2020/04/13
ぎゅうにゅうはいたつだいありー
牛乳配達DIARY
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KEEP THINKING

KEEP THINKING

友達に連れられて観たバンドのライブ。 その日から僕の生活は少し変わった。 人から人へ与えられる小さなさざなみは集まって響き合う。

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K君

K君

あの頃いつも一緒に遊んでいたK君とのこと。 時間が経っても変わらないものがあるなら。 友だちとの時間を描く18ページ読切。

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現在地

現在地

娘との時間のなかでふと思い出す、この家ができる前のこの場所のこと。 過去と未来の思い出がこの場所でつながる。 17ページで描き出す、今ここにいることの不思議。

歩道橋/少年

歩道橋/少年

思い出は、ほろ苦い味がする。 思春期のモヤモヤとした毎日のなかにひそむ輝きとやるせなさ。 僕たちはいつも自分の居場所を探していた—— 『牛乳配達DIARY』『つつがない生活』の著者であり、ハードコアバンドMILKのメンバーでもあるINAが贈る、心に染み入る新作短編。

つつがない生活

つつがない生活

第一回トーチ漫画賞受賞『牛乳配達DIARY』のINA最新作! 買い出しメモ、ヒヤヒヤの通帳記入、義妹の宿題、妻が寝るまで待つ時間、卒業式、バンドで行ったアメリカツアー、妻からの手紙コレクション、事故、深夜徘徊、海、パリ新婚旅行、失くしたピアス、旅の出会い、旅の終わり、告白――― 優しく鮮やかな筆致が照らし出す、暮らしの中の、なんてことなくて美しい瞬間の数々。若き著者[二十代・新婚・自営業・パンクス]が描く、現代ニッポンを他者と共に生きる暮らしの記録。

「戻りたくないけど懐かしい日々」は誰もが持っている。にコメントする
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