絶対に結末を知らずに読まないとダメ
本作の主人公である佳苗が宣告された余命は1年。本来は父親ただひとりが知る事実のはずなんだけど、うっかりミスで速攻佳苗に知られてしまいます。 常に佳苗の「死」がつきまといながらも、余命をネタにしたくだらないブラックユーモアやダジャレで笑いながら読める異色の4コマ漫画です。 中盤までにかけては余命を意識しながらもいつもどおりの生活を送る努力をしている様子が描かれますが、もしかしたら手術をして生き延びる可能性があるかもという展開からの流れが怒涛も怒涛で頭が追っつきません。"駆け抜ける"とはまさにこういうときに使うんだと思いました。 絶対に結末を知らない状態で読まないとダメです。あと、ここで見ると表紙の佳苗が持つ遺影は真っ白だけど、紙版だとある仕掛けが施してあるので、気になる人は確認してみるといいです。
クリーニング代ならあげるわ…!バシャアッ
からの、札束提供かと思ったら普通に違った。
それ以外にも、こう転がすのかな?→あ、違うんだ…あ、そう…へぇ…みたいな展開をしていきます。
4コマのオチがゆるめというかぬるめの大喜利的な言葉遊びなので、掲載誌は何なんだろと思ったら漫画アクションとのこと。ふむ。ふむ?
最終的にどっちに転ぶかな、と思って読み進めたら主人公は○○○○○○ので、ふーん、と思いました。私からは以上です。