すごいよかった
時期を鑑みるとDON’T TRUST OVER 30が比較対象になるのだろうか。自分的にはこっち派。というか大満足の短編集だった。後書きまで含めて、最高だった
主に2000年前後に描かれた作品を集めた短編集。
誰かにすすめられたのか、どっかでおすすめされてたのか、全然思い出せないけど何故か持っていた。
いろんなシチュエーションで若い男女の深かったり浅かったりする関わりが描かれています。
学生時代とは違う苦くて痛い青春の思い出があるような人に読んでみてもらいたい。わたしも10代後半から20代前半くらいまでの根拠のない無敵感のことを思い出して呼吸困難になるなど…。
同人誌として描かれた作品もあるので、商業誌を通して描かれてないという意味で「そのとき描きたいものを描いた」度が高いんじゃないかなと思います。
いちばん好きなのは「トラベリングムード」
いちばん好きじゃないのは「6年1組」
です。
表題作「マフィアとルアー」をはじめ、青春の澱を繊細なタッチでフィクションへとし、日本漫画史にその名を刻んだTAGRO初期の傑作集がついに文庫に登場。カラーイラスト、作品コメント、あとがき等の書き下ろしを加えた最終版にして“定本”。
表題作「マフィアとルアー」をはじめ、青春の澱を繊細なタッチでフィクションへとし、日本漫画史にその名を刻んだTAGRO初期の傑作集がついに文庫に登場。カラーイラスト、作品コメント、あとがき等の書き下ろしを加えた最終版にして“定本”。