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現実で嫌な目にあった時は、創作に逃げる、もしくは作品内で昇華させるという方法もあるけど、心に負った傷はいつまでも残っているよね…な苦い、そして心が痛い読切。
これは圧倒的強者に見えるサークラ・由美の目線からも、最後に実はほろ苦い事実があったということがわかって、辛いのはエン君だけじゃなかったんだけど…基本エン君が作った女の子キャラ・ミユが彼を擁護する目線で話が進むのでそこが面白いところ。
結局エン君はオタクサークルも辞めて女性不信になり、ミユに依存して終わる。結果的にはプロの漫画家になれたんだし、結果オーライとも言えなくもないが、ハッピーエンドとは程遠い…
思いがけないかたちで背負ってしまった罪からはなかなか逃れられないものです。
「クズの本懐」の大ヒット作家が描く青春ビタースイートシンフォニー‼(ビッグコミックスピリッツ2020年6号)