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「野球には全然興味ないけど甲子園は好き」というタイプの人間なので、この高校野球がテーマの読切にはグッとくるものがあった。
エースの久保についていって、辞めるはずだった野球を高校でもやることになった村上。腰をやってしまい、記録員と雑用ばかりだったのに、なぜか甲子園でベンチ入りしていて思いを巡らせる…という内容。
スポーツ部活漫画のなかでも数が多い野球漫画だけど、主人公に特別な才能がなく、全く活躍しない。これほどリアルな設定で生々しく心理描写を描いた作品は珍しい。
「高校生の自問自答を見せられているだけ」の物語なんだけど、それがすごく面白いっていうのはすごいことだと思う。
ぜひ連載化してもっとエモさを見せつけてほしい。
「18」。プロではエースナンバー。しかし高校野球では…補欠。【俺の零話読み切りプロジェクト第3回】(イブニング2019年17号)