考察要素のあるマンガ(ミステリー/ホラー/サスペンス漫画)にコメントする

話題に出たマンガ一覧

2件
メイドインアビス

メイドインアビス

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!★単行本カバー下イラスト収録★

宝石の国

宝石の国

今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

人気のコメント

名無し
1年以上前
最近増えているダーウィンがタイトルに入ってる漫画のことを独断による「ダーウィンレベル」的なものと一緒に紹介してみようと思い立ったのでやります。 『ダーウィン事変』 マンガ大賞2022大賞受賞。チンパンジーと人間の子ども「ヒューマンジー」チャーリーの存在が読者の倫理観を揺さぶってくる。攻めた設定が注目されがちだが、チャーリーを通じてヴィーガンやジェンダーのテーマに接続したり、目下の驚異が思想色の強いテロ組織との対立だったり、現実世界と地続きな「ありそう!」と思わせるリアリティが一番の魅力だと思う。 「ヒトとチンパンジーのそのあいだ」というテーマを扱う以上、ダーウィンがタイトルに入るのも納得できる。今後の展開で進化論とダーウィンが主題になったとき、物語のボルテージは更に一段上がるのではないだろうか。 『ダーウィンクラブ』 人の顔に対して絶対的な記憶能力を持つ主人公の大良がかつて父を殺した(と思われる)組織の正体と目的に徐々に迫っていく…という筋書き。このクラブがどうにも不気味で掴みどころのない存在として描かれるので「早く謎を明かしてほしい!」欲がもりもり湧いてくる。そんな読者の思いとは裏腹にじっくり淡々と進んでいくので焦らされるところはあるがそれも含めて楽しい。別のトピックでも名前が挙がっていた気がするけど、海外ドラマを見てるような緊張感があって好き。 クラブの名前ももちろん、物語上ダーウィンも重要なギミックとして登場するので、作品へのダーウィン関与度はかなり高いと言える。恥ずかしながら自分は『進化論』以外でダーウィンの著書があること(そりゃあるだろうが)を本作で初めて知った。 『ダーウィンズゲーム』 デスゲーム&ダーウィン漫画界の古豪。マンガ好きなら誰でも一度は「包丁を持って襲いかかってくるパンダ着ぐるみ人間と強制バトルさせられる」マンガを広告なんかで見たことがあるのではないだろうか。あれが『ダーウィンズゲーム』です。 ちなみにあのパンダは「全身を衣類で覆うことで発動できる一定時間透明になる能力」を使うために着ぐるみ姿だったり、結構ちゃんと能力バトルしている。本編はクライマックスに突入していて物語の裏側が全バレする日が近く、自分みたいに「着ぐるみのあれでしょ?」って程度の人も一気に読むと面白いと思う。個人的には話のスケールが3回くらいデカくなるのでかなりビビった。今リアタイすると最後の盛り上がりに飛び乗れてお得な漫画かも。 一方でダーウィン度合いは1巻の初めと終わりでネアンデルタール人とかそれっぽい演出が入るのが一番印象深かった(「進化」自体は重要なテーマとして後半でもフィーチャーされる)。本編ではダーウィンズゲーム参加者が身バレを避けるため「Dゲーム」と略していることもあって、ダーウィンの名前はあまり出てこない。今回の三作品の中ではダーウィンの存在感はそこまで高くないと言えよう。だがそれもまた味わい…。 以上、なぜかサスペンスっぽいことが多いダーウィン漫画3選の紹介でした。 どれも面白いから読んでね。 他にもダーウィン漫画があればどなたかよろしくお願いします。