姪に携帯で呼ばれた叔父が向かうと、そこには……。二人のどこにもいけない逃避行が始まる。
モーニングの読み切りは表現力に長けた作品が多いが、これもそう。暗めのトーンにより醸成された雰囲気、会話のリズムと乱れ、表情の躁鬱とした変化。どうしようもない行き止まりの感覚と胸のざわつきが蓄積されていく。読者はその「どうしようもなさ」を感じることしか出来ない。読後感になんともいえないシコリが残るような、考えさせられる作品。

姪に携帯で呼ばれた叔父が向かうと、そこには……。二人のどこにもいけない逃避行が始まる。
モー...
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