ずっと印象に残ってる
ジャンプらしくないと言えばそうだと思います。でも何故か読んだ当時からずっと印象に残ってて、掲載から7年ほど経った今でも時折思い出しては、あったかいような切ないようなそんな気持ちになる作品で、上手く言葉には出来ないけど個人的にはとても好きです。ジャンプは毎週紙で買っていて一定期間保存したら捨ててしまうのですが、この読切だけは切り取って実家に保管してあります。
雷鳴の中からやってきたザジ。彼は生まれ育った場所“白い墓”から逃亡した裏切り者として、抹殺者に狙われていた。一級戦士として白い墓に養成された、その体は鋼鉄の強さを持つ。ザジと抹殺者の闘いが今始まる。表題作他、『青い鳥の神話』を収録。
組織から逃亡した、車田正美漫画の硬派を体現したような学生服着た主人公が、組織の暗殺者と戦う漫画
車田正美のバトル描写といつもの車田節が出る名作です。
そういえば2014年ぐらいに続編が始まるみたいなのを見たんだけど、結局どうなったのだろうか...
この短編集に入ってる野球漫画の「青い鳥の神話」もどこをどうとっても車田正美の漫画という感じがして好き
一ページ目のこれで俺好みだっていうのを確信した。
ぼくたちはあの日
幸せを運ぶという
青い鳥を探しに旅立った
グラウンドという荒野に