3巻で終わったけど、ちょうどいい長さだったかな。
入れ替わって自分で体験しないと感じられない思い。
宇宙を駆けるよだか 川端志季
自殺をしようとする然子。然子と入れ替わるあゆみ。
相反する二人が入れ替わった時にどの様なことが起こるのか。
設定が高校生なので、読めるかなぁと思ったけど、問題なく読めた。むしろ、読んで良かった。
然子は、なぜここまであゆみを、人を恨み妬んでしまったのかな。しかし考えてみると唯一安らげる場所の家庭で母親に冷たい態度されたら、心の居場所みたいなものが無くなってしまうかもしれないな。と思う。
ラストの然子の可愛らしい微笑みが忘れられないかな。