学園×ギャグ×青春たまに恋っていういい塩梅なんですよにコメントする
君と僕。
ゆるゆる青春グラフィティー #完結応援
君と僕。 堀田きいち
Nano
Nano
まずは完結おめでとうございます!!! 中学時代くらいからめちゃくちゃ好きな漫画です。 高校2年生になった双子の悠太と祐希と、その幼馴染の要、春の4人は平凡でゆるい日常を送っていた。 ある日、協調性が足りないとの理由で、祐希を部活に入れようとする3人。 バスケや柔道、水泳、茶道など見て回るが、どれもしっくり来ず。 しかしマンガとアニメが大好物、と後から祐希が言い出したことにより漫研に入部届を出すことになる。が、漫研は半帰宅部状態で、結局これまでと状況ほぼ変わらねえじゃねえか、というのが一話の内容。 ゆるすぎて刺激が足りないとか思う人もいるかもしれません。 しかし彼らの日常はゆるいだけじゃないんです。 恋愛模様がめっちゃいい!!! 可愛い!尊い!!しんどい!!!アーーーーーーーーー!!!!! とにかく読めば分かります。男子高校生っていいな、ってなります。 ちなみに私は要っちが一番好きです。彼氏であり嫁であり推しです。 要っちのことを語るとなると長くなるので自重しますが、彼らを好きになること間違いなし!! 登場人物みんなが優しくて可愛くて、心が温まります。 アニメも凄く好きです。声優さんも音楽もめちゃくちゃいいです。 とにかく!お手を触れてみてはいかがでしょうか!!
終末の箱庭
新たなる恐怖の幕開け! 連作ディストピアホラー #1巻応援
終末の箱庭
兎来栄寿
兎来栄寿
バズりにバズった「笑顔の世界」を始めとするホラー短編で『ちゃお』読者にたくさんのトラウマをもたらしたホラーの名手・岬かいりさんの新作です。 今回も、1話ごとに恐ろしい世界をたっぷりと見せてくれます。あたかも『世にも奇妙な物語』の怖い回のような、さまざまな設定がなされた世界における恐怖の数々。本作の特徴としては、単話ごとに楽しめるように描かれているのですが、それぞれのお話ごとの繋がりが明確に描かれておりやがて収斂していくことを仄めかす構成が挙げられます。 短編としても楽しめながら、大きな設定がもたらす謎やサスペンス性により1粒で2度美味しい作品です。 『笑顔の世界』のクチコミにも書きましたが、岬かいりさんの描く歪んだ世界はただ露悪的なだけではなく現実世界と地続きなのが印象的です。 さまざまなディストピア感が描かれますが、それらは決してファンタジーではなくややもすれば現実で人間の愚かさや弱さが引き起こしてしまいそうなものでもあります。逆に言えば、人間が愚かであるからこそこうした物語による警鐘が必要であり、それを浴びて生きてきた血脈がこうした物語に対して悍ましくも目が離せないという感情を抱かせるのかもしれません。 岬かいりさんは、個々のシーンにおいても「通常であれば読者はこういう感情を持つから、こういう反応を期待するだろう」という部分をそのまま描かず、たくさん裏切ってくれるのもまたホラーに合っています。 終わったときには近年のホラー系作品の中でも一際名作として聳え立っていそうです。
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