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空を飛ぶ戦いの最中、想い馳せるは故国――。大手航空会社のパイロット訓練生・風間真(シン・カザマ)は親友の神崎悟と共にパリでの研修訓練を終了し、帰国後にパイロットとしての第一歩を踏み出すことになっていた。社長令嬢・津雲涼子との交際も順調でその将来を嘱望されていたシンだったが、神崎の策略により傭兵部隊入隊の契約書にサインをさせられてしまう。激しい内戦の続く中東・アスラン王国に入隊したシンが配属されたのは、作戦地区名「エリア88」と呼ばれる傭兵部隊で構成された空軍基地だった。この基地から除隊するためには、高額の違約金を払うか、契約満了まで生き延びるかのみ。シンは違約金を稼ぐため、ザク・ヴァシュタール国王率いるアスラン政府軍の傭兵として、ザク国王の実兄であるアブダエル・ヴァシュタールは率いる反政府軍と血みどろの戦いを繰り広げることになる。戦いのさなか、シンはエースパイロットとして頭角を現し、報奨金を稼いでいくが、次第に傭兵稼業に染まっていく……。作者の代表作にして一時代を築いた名作エア・コンバット・アクション・ロマン、電子書籍として装いも新たに登場!
最近読み返して中間管理職としての神崎もかっこいいことに気づきました
マックバーンと会話のこれとか
「現場と場外の考え方の差だな…仮に私がヨーロッパのオフィスでこの作戦の指揮をとっていたら同じ事を言ったよ…」
初期の神崎はキャラが固まってなかったのか、
涼子に横恋慕していただけの小物に見えますが、
ファリーナ家を乗っ取った辺りから
ボスキャラの風格が出てきますよね。
確かにファリーナ家を乗っ取ったあたりとかMB-14墜落事故犠牲者の葬儀で呟いた「見ていろ、この屍達を乗り越えおれは野望を達成してみせる」のへんから確実に敵としての風格ででていますね