寝坊をしたと焦るロボットパパは、息子の計らいで1時間早く時計が進んでたことを知って一安心。のんびり家を出るのだが…。バスは満員でなかなか乗れないわ、いざ乗れたと思ったらおっことされるわで散々な目に遭ってしまう。ロボットパパが困り果てている所に、偶然通りかかった同僚の美人社員、富士子さん。彼女は毎朝、その美貌を利用して会社までヒッチハイクで通勤していると言い、それに便乗しようとするロボットパパだが…。※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。
『三国志』『鉄人28号』『バビル2世』『魔法使いサリー』など数多くの代表作を持ち、幅広いジャンルで活躍した漫画界の巨人・横山光輝。その原点を垣間見る初期作品集、第1弾!少年剣士・高柳又四郎(たかやなぎ・またしろう)は、満願の日、剣の道への開眼を神に祈った直後、辻斬りに襲われる。しかし、本人も気づかぬうちに辻斬りを倒してしまっていた。相手の剣に一度も触れず一撃で相手を倒す必殺の剣“音無しの剣”をあみだした又四郎は、その剣法で次々と有名な剣士を倒していく。ある日、又四郎は武士・村雨次郎(むらさめ・じろう)から真剣による勝負を挑まれるが……。表題作ほか、剣の道を極めんとする少年の活躍を描いた「竜車の剣」「白竜剣士」を同時収録。
あわて先生こと坊ちゃん先生のクラスの仲良し3人組、サボテン君とトッちゃん、そしてチャメちゃんは、遠足、運動会に学芸会、夏休み、冬休み、勉強はほどほどに、毎日遊びに夢中!個性豊かなクラスの仲間だが、何かあると一致団結!そんなサボテン君やトッちゃんたちも、いよいよ小学校を卒業する日が…。卒業当日も遅刻の二人、無事に中学生になれるの!?
明るく元気な少年・サボテン君とトッちゃんが通う小学校に、新任のあわて先生が赴任して来た。二人のクラスの担任となったあわて先生こと坊ちゃん先生は、生徒の気持ちを理解する優しい先生だが、そそっかしいのが玉にキズ。正義感は強いが失敗ばかりのサボテン君とトッちゃん、暴れん坊のあば吉、男顔負けのラン子など、個性あふれるクラスの日常を描いたギャグコミック!
マンバで偶然この漫画を見つけて「見た目からして無茶苦茶古くて面白そう!」と好奇心で買ってみたら予想外に普通に面白かったです。 今は使われていない旧字体や略字こそ多い(しかも写植じゃなくて手書き)ですが、理解できない言葉遣いや現代から見ると抵抗を感じる古き悪しき文化などは登場しないのでスラスラ読めました。 通勤ラッシュが酷すぎてバスに乗れなかったり、職場に学ランを着て働いてる子がいたり(まんが道の2人とおんなじ)ものすごく時代を反映してて面白い…! 具体的に何年ぐらいなのかな〜と思ったら作中で「戦後13年」と言ってて納得。国会図書館サーチで調べたら発行は1959年とのことでした。 (ちなみに藤子不二雄(A)先生が新聞社に勤めはじめたのは1952年のことだそうです) ロボットパパと息子の存在についてなんの説明もなく、これと言った物語上の目的もなくただただ日常を描いていて「日常ものの走りじゃん!」と感心しました。 ちょっと変わったものが読みたいときにはぜひどうぞ!