アイツは何を考えているのか、何をしでかすのか…とてつもなく肝っ玉のデカイ奴・火の玉ボーイこと火野玉男のハングリィパワーに注目!!湘南の海で桃子=モンは、探偵である父親に置き去りにされたという玉男=タマに出会う。そして、タマはモンが真昼野高校に転入してきて…!?
「緊急事態、木星波が異常増幅!」の声を残し、木星の大赤斑へと落下していったマリア。そこで彼女が目撃したものは、古代神話の世界と、神の子・タケル。このふたりを結びつけた神とは一体何者なのか!?今、飛翔する宇宙叙事詩!!
東海地方を襲った大地震のため、富士山は大きな断層に取り囲まれ、陸の孤島と化してしまった。不運にも、富士ふもとの動物パークに来ていたアイダ夫妻は、最愛の子を失う…。それから10年。狼に育てられ、人語も話せる心優しき少年に成長したアイダ恭介は、父母を求め旅立つ!!
夜の都会に生きるどぶねずみ1匹。こいつがボクシングと出会ったとき、男として生きる誇りが芽ばえた!熱き心を持った新英雄・朝倉信吾。拳にはかりしてない力を秘め、今ボクシングに挑戦!めざすは世界だ!!
時は23××年、宇宙開拓真っ盛り。あちこちの惑星で地球人の進出が続いておりました。運送業もその例外ではなく――!?1980年代にみず谷なおきが発表した傑作短編を収録!!収録作品:ズーム・イン!/ぱわふる宅配便(ポーター)/男です!/サンデー19Show(言い訳コールは悪びれず…)/ライトニングDIO/NOMERCY
美衣はプロのカメラマンを目指す女子高生。叔父がジャストスクープという週刊誌の編集長であるから、そのコネクションを使ってでも、カメラマンになりたいのである。まだ、プロのカメラマンではないところが、有名人の心を解かすのか、スクープ写真をバシバシ撮っている。今日もいい写真を撮るため、東へ西へ大忙し。
狭間武偉(はざまぶい)15歳、またの名をビクトリー狭間。V(ブイ)はその名が示すとおり、未だかつて負けたことがない男だった!!育ての親・源さんと死別したVは、幼いころ別れた両親を捜し求め一人旅をしている。旅の途中、ひょんなことから生まれて初めてテニスに挑戦したVは、常識を超えたテニスで全日本5位のテニス野郎を打ち破る。秘められた過去を背負いながら、勝つために生まれ育ってきた男の挑戦!!
現代に生きる忍者組織・恐車一族と神魔一族。彼らはスーパー忍者、すなわち、超忍とよばれた。だが、このふたつの一族は、互いの絶滅を図り、凄絶な戦いを続けていた。なぜ…!?雁屋哲と島本和彦の異色のタッグが放つ痛快作品!!
天才ドライバーであるケン・アカバとペペ・ラセールの2人の血を受け継いで、さっそうとF1グランプリにデビューしたショウ・アカバ。世界一速く走る男を目指し、アクセル全開!若きペガサス、今まさに天高く翔び上がる!
ボクシングマンガの名作は数多ありますし、その中で敢えてこの作品を挙げるのは恐らく島本先生のファンだけだろうとも、思います。 ただ、この作品は本当に数少ない、島本作品の中における「ギャグ」のない漫画であり、貴重な作品としてファンの脳裏に深く刻まれている作品です。 この時期の島本先生の作風は、デビュー当時の少年漫画のテイストから変わっており、今見ると懐かしい、劇画調の絵柄でした。そしてその絵柄が、この作品の「熱さ」と非常にマッチしていたなあと今更ながらに思います(丁度自分が島本作品を読み始めた時期でもあり、懐かしさもあります)。 島本先生の作品には、数多の傑作が数多ありますが、笑いを排した作品は本当に少ないです(それは先生本人の照れであったりファンへのサービスなど要因は幾つか挙げられると思います)。 同時期の傑作、「バトル・フィールド」と併せ、是非読んでみて欲しい作品です。