せるりあんそねっつ
あらすじ
『修一郎と薫』シリーズ、二作目!大正六年の春。カフェで修一郎に近づいて来たのは「新しい演劇」を志す劇団・地球座の座長・森脇だった。女役として参加させられたことに不平を漏らしつつも劇団員の情熱に感化されていく修一郎だが、言われのない糾弾記事を書かれた地球座は解散の危機に陥ってしまう??「クリスタル・ウインド」ほか、眩しいばかりではない時代を、強く生きていく修一郎と薫の物語!
ろくがつのふ
あらすじ
大正五年、英語塾に通う修一郎は大人びた佇まいを持つ級友・薫に出会った。一見大人びている薫が時折見せる危うい儚さに、修一郎は反発を覚えつつも次第に惹かれていく――。緻密な考証と叙情豊かな筆致によって、大正時代を生きる若者達の成長を描き出す『修一郎と薫』シリーズ、開幕!