ぶっきんぐ
あらすじ
元書店員が描く心温まる小さな本屋さん物語 今から12年前、美大を卒業し人生迷走中の大國かの子は老舗小型書店・光林堂で働くことに。「一年後には街一番の本屋さんにしてみせます!」書店業界にとって激動の転換期となったスマホ登場前夜の2006年とはどんな年だったのか? とある小さな場所から、時代のうねりに元気と熱き想いで立ち向かう、骨太の痛快お仕事ドラマ!! “書店の力を信じてる。”
ざくろのじごく
あらすじ
美しく、残酷で、優しい妖奇譚、此処に誕生 妖かし蔓延る何時か何処かの日の本に似た国―― 怪力が取り柄の少年・蟻助は、謎の光で人の傷を癒やし救う少女・ゆゆ子にほのかな恋心を抱いていた。ゆゆ子もまた心優しい蟻助に対して好意を寄せていた。お互い、決して自由ではないが幸せな日々。だがその日常は、ゆゆ子が奇病にかかり癒しの光を出せなくなったことにより一変してしまう。全てはゆゆ子を救うため、蟻助と魑魅魍魎の数奇な物語が今始まる――