ふーるず
あらすじ
普通の日本、普通の東京。ただごく少数の人間が「バカ」という化け物に突然変異し駆除される世界。クラスでも孤立しがちな女子高生・須永文子は、そんな「バカ」の画像を集める奇矯な趣味の持ち主。想像力がすべてを変える。新鋭が放つ傑作SF第1巻!
えくすあーむえくさ
あらすじ
【デジタル版限定!「グランドジャンプ むちゃ」掲載時のカラーページを完全収録!!】2035年、東京。日本を混乱に陥れた“東京ブラックアウト”から5年――。悪魔の兵器・EX-ARMとブラックアウトを起こした張本人・夏目アキラを追う、特殊凶悪犯罪課の新人刑事・天守マツリは、EX-ARMの情報を追う最中、夏目アキラ本人と行方不明となっていたアンドロイド・アルマに遭遇し…!? 交錯した運命は、彼女をEX-ARMの真実と、新たな戦いへと導く――! 『EX-ARM エクスアーム』シリーズ新章開幕!!
きどうせんしがんだむらすとほらいずん
あらすじ
ガルマが死にシャアが消えた、その後の北米にて――。 宇宙世紀0079。地球連邦軍所属の兵士・ナナオは、着任を前に行方不明となった新隊長の行方を捜していた。その名は“レオ・バルナーク”。ジオン勢力圏へと不時着してしまった彼は、一体どこへ――。危険を冒して新隊長の行方を追うナナオたち小隊メンバーだったが、ジオン軍と会敵、絶体絶命の窮地へと追い詰められる。しかし、そこに現れたのは――!? 本格一年戦争ミリタリー開幕!!
前作「レイチェル・ダイアル」と出会った時にも出会いに感謝したんですが、GJむちゃで新連載開始の報に触れて、とても楽しみにしていた作品です。 連載開始から単行本が発売されるまで、結構時間がかかっているなあと思ったりもしたのですが、1・2巻を同時に手にして、一気呵成に読み、納得しました。この作品は同時に発売すべきだし、単行本を届けてくれた作者・編集者に感謝しました。 「バカ」になってしまう…。その言葉が非情に重たい意味を持つ作品なんですが、SFとしての面白さもあり、また昨今の社会-異分子に対する排除-の風潮とも重なり、軽やかなタッチで多面的な作品を描く作者の実力が遺憾なく発揮されています。 未読の方に胸をはって勧められる傑作だと断言しますし、欲深い感想ですが、3巻が今から楽しみです。