ちゃれんじゃー
あらすじ
夜の都会に生きるどぶねずみ1匹。こいつがボクシングと出会ったとき、男として生きる誇りが芽ばえた!熱き心を持った新英雄・朝倉信吾。拳にはかりしてない力を秘め、今ボクシングに挑戦!めざすは世界だ!!
みずたになおきけっさくしゅう
あらすじ
時は23××年、宇宙開拓真っ盛り。あちこちの惑星で地球人の進出が続いておりました。運送業もその例外ではなく――!?1980年代にみず谷なおきが発表した傑作短編を収録!!収録作品:ズーム・イン!/ぱわふる宅配便(ポーター)/男です!/サンデー19Show(言い訳コールは悪びれず…)/ライトニングDIO/NOMERCY
ぜらちんぼ-い
あらすじ
写真が趣味の高校生・マタタキは、マンションの隣の部屋に住む幼なじみ・ミライに密かに想いを寄せる日々。ある朝、自転車に乗るミライを撮ろうとカメラのファインダーを覗くと、なぜか一瞬彼女が違う服を着ているように見えた。不思議に思いつつ大して気にせずにいたが、放課後ミライと訪れた公園で、今度は彼女が見ず知らずの男とキスしている映像が写し出され…?
がんばふらいはいがいでん
あらすじ
2016年。アンドレアノフの息子・ミハイルが日本へやってきた。彼は、現在明鏡学院大体操部監督をしている上野に、駿の「フジマキII」伸身ゲイロード一回ひねりを教えてほしいと頼む。上野はミハイルをテストした結果、「体操を楽しんでいない君にフジマキIIは無理だ」と告げるが…。
ボクシングマンガの名作は数多ありますし、その中で敢えてこの作品を挙げるのは恐らく島本先生のファンだけだろうとも、思います。 ただ、この作品は本当に数少ない、島本作品の中における「ギャグ」のない漫画であり、貴重な作品としてファンの脳裏に深く刻まれている作品です。 この時期の島本先生の作風は、デビュー当時の少年漫画のテイストから変わっており、今見ると懐かしい、劇画調の絵柄でした。そしてその絵柄が、この作品の「熱さ」と非常にマッチしていたなあと今更ながらに思います(丁度自分が島本作品を読み始めた時期でもあり、懐かしさもあります)。 島本先生の作品には、数多の傑作が数多ありますが、笑いを排した作品は本当に少ないです(それは先生本人の照れであったりファンへのサービスなど要因は幾つか挙げられると思います)。 同時期の傑作、「バトル・フィールド」と併せ、是非読んでみて欲しい作品です。