はてのしょうつうしん
あらすじ
大学を卒業し、恋人との世界旅行を計画していたロシア人青年マルコ。プレゼントを用意して弾む気持ちで旅の準備をしていると突如、彼の体に異変が起き見知らぬ土地に転移してしまう。その土地で10年もの間、ある重要な”任務”をこなすことになったマルコの異星人交流譚。
あらすじ
大人気長寿ラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~」奇跡のコミカライズ!サラリーマンって、なんかイイ。『ミワさんなりすます』の青木U平が描く、時代を超えたナイス・サラリーマン。この物語は、ごくごく平均的な昭和生まれのサラリーマン・安部礼司が、平成、令和…と時代を超え、会社や家庭で巻き起こるさまざまな困難に体当たりでぶつかってゆく――非凡なまでに平凡な姿を描いた、勇気と成長のコメディである!
あらすじ
若き騎士団長シキは王命を受けて不死身の食人鬼クロザの討伐を始める。しかし斬られるたびにニコニコ笑って甦るクロザ。困惑するシキに対して、クロザは「もっと頑張れ」と応援を始める始末。退治する側とされる側。性格も種族も違う二人だけど殺し合いが二人の仲を深めていく…!?職務に実直な騎士団長と死にたがりの食人鬼ヒロインが織りなす異色のコメディーがいま幕を開ける…!
ただひたすらに、彼女のことを思うマルコをみていて、任期を終えたら10年前に戻っているのかなと思った。 むしろ、そう願った。 だって、細胞から入れ替わるかのように転移させられて、モスリにたどり着いたから、また元の世界に戻してくれるんじゃないかと思った。 それは閉じた星に住む生き物だからこその願いだと途中で気付かされた。 開かれた星では時が進んでいて、運が良ければ知り合いにだって任期中に再び会える。(最初は失踪するように消えるのは同じだけど) そして、10年間帰れないというどうにもならない事実がメインに描かれたのは最初だけ。上の人が決めたことは、どうにもならない。 描かれなくなった分、星をつくる仕事と合わせて様々な異星人の暮らしと歴史が描かれる。 『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』のモンスターたちのように設定はとても細かい。 設定だけで読切が作れそうなほど細かい。 次にくるマンガ賞にノミネートされるだけあって、深くて異星人とのやりとりがおもしろい。 所長の10年目はだれがそばにいるんだろう。