ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6117件<<4344454647>>不意に異性化する世界での青春群像劇 #1巻応援私たちは元女子です 咲次朗兎来栄寿ある朝目覚めたら突然、股間に見慣れないものが生えていたら貴女はどうしますか? 本作は「異性化症」というものが存在しており、主人公の凛子が突発性の症状によって男性化してしまうところから物語が幕を開けます。 生えてきてしまったものそれ自体や、それに伴って今までには存在しなかった情動に翻弄されていく様、またそれに対する周囲のリアクションが臨場感たっぷりに描かれていきます。 ある種、その筋の薄い本の導入にありそうなifであり、実際にそれに近いシチュエーションが登場したりエロコメチックな部分もあったりします。5話の「デスたわわ」(※サブタイトル)などはその真骨頂であり、ある意味見所のひとつと言えるでしょう。ただ、本作の魅力はそこに留まりません。 自分の意思ではどうしようもない外的な要因によって心を悩まされたり体のあり方に戸惑ったりする様は、誰しもが思春期に抱く体験と実質的に同質です。そんな状況下で、学校という社会の縮図で他者と関わりながら生活を営み続けねばならない。当然、そこでは諸々の問題も発生しますし、逆にそこで触れる人の優しさがありがたさの極みであったりもします。 憧れの結城先輩、美人の真央先輩、クラスメイトのエキセントリックな紗夜と豊満なすばるなど、魅力的な脇役たちとの関係性の変化も含め、サスペンスフルな部分もあり続きが気になります。 なお「細かすぎて伝わらない『私たちは元女子です』の好きなところ」を挙げるとすると ・「柔術廻戦」 ・ぱおん!→んっ… ・レベル4:りんご ・凛子の父親がシュトレンを好きすぎるところ です。「外天楼」感想外天楼 石黒正数ニーナこれは凄い…。緻密に計算され尽くした構成に思わず唸った。短編のあちこちに張られた伏線が、後半に向かうにつれ加速度をつけて回収されていく様は圧巻!この物語の終着点を想像してドキドキしながら読んだ。そして辿り着いた、あのラスト…。悪くない。ネタっぽく描いていますが、農家の人って改めてすごい!!百姓貴族 荒川弘starstarstarstarstarあいざっく荒川弘先生やそのご家族が牛のキャラクターとして描かれていて、 出来事もネタっぽく描かれているので、笑えるしすごく面白いのですが、 農家の人って大変だなと改めて思いました。 しかし、そんな大変なお仕事も面白おかしく描けるのが荒川先生の才能であり魅力だと思います。 あと、シンプルに荒川先生のご家族もみんなパワフルで面白い方々だなと思いました。 農家の生活をこんなに面白く読める漫画は他にないと思いますので、 みなさんにおすすめしたいです。クセになるシュールな師弟コメディ #1巻応援大門寺と問題児 佐世保太郎兎来栄寿突然ですが、『大門寺と問題児』1巻の範囲で好きな大門寺先生のツッコミランキングを発表します。 第5位 「沖縄の妖怪がなんでこんなところにいるんだ」 突然出てきたキジムナーという単語に対して、確かな知性を感じさせながら的確に冷静に突っ込む様が好きです。 第4位 「急ぐとディスが入るってのはどういう理屈なんだ」 息を吸うようにまひるにディスられる先生。「ディスに対するアンサーは先生のスキルじゃ返せないぞ」というアンサーも含めて好きです。 第3位 「相手は魔王じゃなくて1組とか3組だぞ」 もしかしたら1組とか3組に村を焼かれたり親を殺されたりしてまひるは感情が表に出てこないのかもしれません。あ、父親は登場してました。好きです。 第2位 「学校で酒池肉林しようとするんじゃない」 学級委員の職権を濫用して、妲己の如く贅の限りを尽くそうとする、小学生にあるまじき深い欲望を湛えたまひるが好きです。 第1位 「神話になろうとするんじゃない」 王を超えて神話の域まで達そうとする貪欲なるベイロスより貪欲で強欲な壺より強欲なまひるが好きです。少年よ神話になれ。 「マリオのスーパーピクロスクリアしてんだ」、「ウィザードリィじゃないんだぞ」、「ファイナルファンタジー5」などレトロゲームの名前がちょこちょこ出てくるのも好きです。マイディガードのラーニングは大変なんです。 校長が突然UKロックを好きになるところも、まひるの父親の狂い具合も、あかねちゃんも小春ちゃんも暮先生も好きです。 つまるところ、私はこのマンガがとても好きです。 性格悪めの主人公好きです恋するプリン! 篠塚ひろむstarstarstarstarstar_borderあいざっく少女漫画のヒロインって大体良い子ちゃんが多いと思うのですが、 『恋するプリン!』の主人公りなの性格悪めなところが逆に好感が持てて好きです。 でも、根は良い子なのは随所から伝わってきます。 バケツプリンの妖精が家族として家に住んでいたりと、 不思議要素満点ですが、プリンちゃんを始めとする妖怪たちは人間臭い部分もあり、 プリンちゃんとりながバチバチにやり合うのがシュールで好きです。 ただの不思議なお話ではなく、 恋愛要素が多く、たまに友情もあり、 楽しく読める作品だと思います。 読んだのは小学生の頃なのでまた感想が変わっているかもしれまんが、 たまに思い出して読みたくなります。今はヒグマだから仕方ない気づいたら私…ヒグマでした。 ヒグママstarstarstarstarstar_borderゆゆゆある朝起きたらヒキニート兄が女の子になっていたようなノリで、ヒグマになってるのかと思ったら、違った。 怒りっぽく情緒不安定な、産後の奥さんを前に旦那さんは言った。 「今は…ヒグマだから仕方ない」。 ――子育てものでした。 獣と化した奥さんの負の感情が主に詰められた1巻、前半は負の感情、後半は子供かわいいが詰められた2巻の構成となっている。 『少女漫画ぽく愚痴る。』は子供が成長したあとのせいか3周くらい回って「どおにでもなあれウフフフフ」と言う感じだったけど、ヒグマだけにこちらは怒りがダイレクト。 しかし、赤ちゃんを育てる系の漫画はなんでこんなにも「こっちだって初めてのことばかりなのに、なんでアレコレ指示出したり説明しなきゃいけないんだよ」「使えねえ」「赤子が寝る前に寝るな!」「赤さんを起こすな!」みたいな話が多いんだろう。 そのほうが読者ウケするのか、それとも多くのご家庭でそういうものなのか。どうなんだろう。ギャグ漫画からバトル漫画へ新ジャングルの王者ターちゃん 徳弘正也名無し連載初期の【ジャングルの王者ターちゃん】がお下劣なギャグ要素が非常に強くて、個人的には大好きでした。その流れで【新ジャングルの王者ターちゃん】を読みましたが、こちらはギャグ漫画からバトル漫画にシフトした感が非常に強い作品になっています。 また、エロ要素が結構盛り込まれている為、少年たちには刺激が強く、漫画を読む際には注意が必要かもしれません。※自分は小学生の時に読ませていただき、色々と勉強させていただきました。 作品自体は凄く面白いので、気になった方は読んでいただきたいです。 真面目ちゃんとモンスターのガールズコメディペンションライフ・ヴァンパイア 田口囁一名無し2人ともかわいい。期待しかない。かつての敵だった人間とモンスターが共存生活。ドジなちびっこ吸血鬼かわいい〜漫画とアニメでは大分印象が変わる作品だと思いますケロロ軍曹 吉崎観音starstarstarstarstarあいざっくケロロ軍曹は子供の頃大好きで、 漫画とアニメもしっかり追いかけていました。 アニメは漫画よりも平和でケロロろ達の可愛さがより強調されており、 どちらかというと子供向けという感じですが、 漫画はセクシーなシーンが多く、女性キャラクターの可愛さが強調されている上に、 ケロロ達がアニメよりもあくどい印象で (勿論可愛いのですが)、 青年向けというイメージです。 それぞれ違った印象で楽しめるので、私はどちらも好きです。 ガンダムを始めとする、我々の親世代にグッと来るネタがちょいちょい挟み込まれていたり、 ケロロと達がカエル型の宇宙人という設定や、登場人物たちの個性豊かなキャラがストーリーの随所に生かされており、 ギャグ漫画・家族ドラマ・ラブコメ・ファンタジーなど色んな方向性から楽しめる作品だと思います。 ケロロ軍曹を知ってはいるけど見たことがないという人が意外と多いようなのですが、 私は今でもコスプレをするくらいストーリーもキャラクターも好きな作品ですので、 ぜひ皆さんにもおすすめしたいです! 「そこに山があったとしても」感想そこに山があったとしても 桑田乃梨子ニーナ双子の男子高校生とそれを取り巻く人々のゆるく淡い青春もの(ちょっぴりラブもあるよ~)。 同じ顔の弟と比べて何故かモテない双子兄が主人公。彼と周りの人たちとのやり取りが妙に面白くてクセになる(いや本人は大真面目だけどね)。全体的にテンション低めなのに読み終わってみると、ちゃんと甘酸っぱい青春してるんだよねー。数年後の想像がふくらむ、余白を感じられる読後感が好きだな。 周りの人が濃すぎます。メゾン・ド・レインボー 榎屋克優 レインボーstarstarstarstarstar干し芋1巻読了。 巻末のおまけにあった、奥村は、昔おしゃれ番長でそのせいで彼女に振られたとあって、ビックリ!! 今の、奥村ができたのは、トラウマからだったのか。 それにしても、ジャンボ先輩は、痛すぎる!!マグちゃんは救い破壊神マグちゃん 上木敬starstarstarstarstarSS生き残りを賭け熾烈を極める週刊少年ジャンプ連載陣の中で、じーんとこころを打つ可愛くて正統派ないい話を描いていたマグちゃん。(ロボコでも言われてたような)毎話だいたい読切形式で入りやすく、しかもキャラクターデザインも実はかわいい。モノグラム風になった表紙の回のデザインも秀逸だった。 連載が長期化すると面白さとのめり込み度が上がる反面、読み始めるハードルと内容の難易度が上がってしまい雑誌形式での連載はご新規読者が入りにくいのがネックになってしまうが、マグちゃんはその入口を常に開いてくれていたように思う。難しいこととか、前後の流れとか知らん、でもなんかなんとなくわかる。それに『ああ、こういうタイプの話ねと』良い意味でどこかで見たし聞いたようないい話が安心して読むことができた。マグちゃんだいすきだったな…可愛かった… 何度かマグちゃんの素直ないい話を読んでほろほろ泣きました。代表的な少年誌で、マグちゃんのようなほっこり可愛い漫画が読めたことにとても感謝してます。ええ話や…おすすめです。擬似家族×クリエイター論 #1巻応援突発的クリエイトファミリー 玉置勉強兎来栄寿昭和の終盤に生まれた中年と、平成後期に生まれた若者が織りなす不思議なハーモニーがクセになる作品です。 本作は行きずりで関係を持った背中にタトゥーのある怪しい女性から高校1年生の息子・鷹斗を押し付けられ、仕方なく一緒に暮らすことになった45歳の物書き・清志の奇妙な新生活を描いた物語。 エロゲーのシナリオライター等を経て、かつてはそこそこに売れたライトノベル作家として活動し中古マンションを買える程度には活躍しながらも、今はソーシャルゲームのシナリオやフレーバーテキストから匿名コラムのエッセイ、エロ記事など雑多に仕事をしている清志と、イラストレーターを真剣に志す15歳の鷹斗。ジェネレーションギャップはありながらも、創作者として通じ合う部分もあり、ときに清志が先達として有用なアドバイスをすることもあれば幻滅する部分もある。何とも言えない関係の二人のやり取りだけでも永遠に見ていたくなる面白さがあります。 そんな中で、清志が語る「かつてクリエイターはなるのは簡単だった。続けることが難しい」「歳を重ねると周りの同業者がひとりまたひとりとさまざまな理由で消えていく」といった件が非常に実感として解ります。たとえ仕事を変えたり辞めたりしたとしても、生きていて欲しいとささやかな願いを持ちます。 昨年の11月が初出の8話のエピソードでは、AIによる絵や文章の話も出てきていますが、数ヶ月でChatGPT4が登場して一気に状況も変わってきてしまったなぁと世の中の速度に思いを馳せました。まさに、フレーバーテキストや匿名コラムなどはAIでも量産できる世界に入ってきてしまったとき、清志のような人はどうやって生きていくのか。 30歳違いのふたりの語る創作論も面白ければ、少年である鷹斗が成長していくにあたって立ち向かうことになる女性関係の動向も気になります。 見所がたくさんあり、今後も楽しみな作品です。 初台時代の貴重なエピソード #お買い得本ボクの手塚治虫先生 古谷三敏starstarstarstarstarひさぴよトキワ荘や練馬の富士見台のエピソードは数多くあれど、その間にある渋谷区初台の頃のエピソードは意外と少なく…そういう意味ではとても貴重な時代性を持った作品です。古谷三敏が手塚のアシスタントとして過ごした時期の出来事だけでなく、名物編集・壁村耐三の若き頃の姿や、古谷三敏と赤塚不二夫の思い出など見所満載の一冊。ちなみに電子書籍の価格でいうと、双葉社のKindle版を定価で買うよりも、ebookjapanで販売されてる「ファミリー企画版(古谷先生の設立会社)」なら、300円という定価よりお得な価格で購入できます。紙書籍版の方は装丁がけっこう凝ってますのでそちらを選ぶも良し。コスプレイヤーが読むと面白さ倍増!!(当社比) 勿論そうじゃなくても面白いです!2.5次元の誘惑 橋本悠starstarstarstarstar_borderあいざっくギャグ要素やセクシーシーンも少なくないのですが、 コスプレに関する内容は結構リアルで、コスプレイヤーの端くれの私は共感しながら読めました。 コスプレにあまり馴染みがない人でも、 コスプレイベントでのコスプレイヤーのあるあるやリアルに触れられて面白いのではないかと思います。 また、特にカメラで撮影してもらう時の表現力の描写や、 彼女たちのマインドには胸を打たれ、 自分自身のコスプレ撮影の表現について見つめ直すこともできました。 可愛い女の子が沢山でてきて、恋愛要素も大いにあるので、 恋愛漫画としても楽しめると思います。 ていうか、とにかく女の子達のビジュアルが可愛いです。 個人的には、 2次元を愛していて恋愛に疎い奥村くんと、 健気で可愛いみかりちゃんが好きです。 コスプレをやっている人にも、やっていない人にも ぜひ読んで欲しいおすすめの作品です。テンポの良さが好きで、定期的に読みたくなりますいぬまるだしっ 大石浩二starstarstarstarstar_borderあいざっく新任の幼稚園教諭・たまこ先生が、いぬまるくんを始めとする園児たちに振り回される日々が描かれているのですが、 たまこ先生も天然でナチュラルにボケた言動をしているところや、 テンポがが早く、体感的にはほぼ毎ページ誰かがボケているのですが、 シュールなネタが多く、しつこい感じがなくてクスッと笑えるところが好きです。 また、絵柄がとても可愛いらしいのですが、 そもそもいぬまるくんが常に下半身丸出しだったり、ネタが渋かったりと 可愛くない要素が多いところも好きです。 ゆるっとした雰囲気のギャグ漫画で、キャラクター達の性格もおちゃめで可愛いらしいので、 気楽に読めておすすめです。 ズッ友組のスピンオフはたらく細胞WHITE 清水茜 蟹江鉄史シリウス読みもはや何作目かわからないほど増殖を続ける「はたらく細胞」シリーズの最新スピンオフ。「はたらく細胞WHITE」というタイトルを見るに、めっちゃ健康なカラダの漫画かと思いきや、ズッ友組の白血球たちがメインキャラに据えてるからのWHITEだった。作画はスタイリッシュで、やはりというか画面が全体的にホワイトが多め(^^;)。一話あたりのページ数は少ないが、シリウスで本家を読んだ後に読むのに丁度いい。アリエナイ?アリエール?コタローは1人暮らし 津村マミstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ「アパートの清水」に越してきた男の子・コタロー4歳。 おそらく、前作の『コンビニの清水』をやっていたおじーちゃんおばーちゃんが大家さん。 あの夫婦なら4歳児の一人暮らしでも、「しっかししてるから大丈夫ね~」「子供は元気が一番ね〜」と住まわせそうな気がする。 そもそもあの年代は、4歳児が一人で公園に行くこともあった時代だろう。 ドラマ化もアニメ化もされているので、知っている人は知っているだろうけども、本作はアリエナイが多発する。 多発しすぎて、ティッシュを食べるのは、アリエナイのか、アリエルのか、悩んでしまう。 研究室の「キムワイプ」でもなく、ネタで聞く「ティッシュの天ぷら」でもなく。 しっとりしている高級ティッシュはグリセリンが入ってるから甘いそうだけど、うーん。 取材でそういう話を聞いたんだろうか。クラスに一人はいてほしい事情を知らない転校生がグイグイくる。 川村拓starstarstarstar_borderstar_bordermotomiクラスにひとりこんな子がいるといいよね!!なんでも言いくるめる感じが最高です。 こんな人がクラスに1人いるだけでイジメなんて起こりようがないんじゃないかと思います。 そして西村さん可愛くて勇気があって聞き上手。高田くんの言う通りの素敵な女性に間違いないと思います。 周りの子が嫌な感じでもすぐに高田くんとの噛み合わないやりとりになるので思わず笑ってしまいます。 安定に面白いほんにゃらゴッコ かりあげクン 植田まさしstarstarstarstarstarこめつぶいつ読んでもずっと変わらないテイスト、面白い!ハマります 完成されたシュール的笑いの世界観は安定感と言った方がぴったりですね 何回読んでも面白くて飽きません 全体的にシュールなのがまたいい味を出してる 中にはよく考えないと内容が理解できないネタも(笑) 不思議な世界荒川アンダー ザ ブリッジ 中村光starstarstarstar_borderstar_bordermotomi聖☆おにいさんも良いけれども、個人的にはキャラが多くて笑いのバリエーションのあるこちらの方が好きです。 荒川の橋の下が舞台のギャグ漫画です。 独特の雰囲気があります。ギャグ展開とシリアス展開がうまく混ざっている漫画だと思います。 ギャグとシリアスのバランスがいい漫画が読みたい方にはおすすめの作品です。 皆個性があって普通というものが何なのかわからなくなってきます。シュール聖☆おにいさん 中村光starstarstarstarstar_bordermotomiシュールで何も考えずに読めます。 何となくキリスト教や仏教について知ってるとより楽しめる癒しギャグ漫画です。 キリストってそんな事出来るの?とか、ブッダってそんな人なの?…みたいな感じで。びっくりする場面もあります。 あと現代の生活にそれぞれの神様の特技が披露されてるのが面白いです。 クッキーを食べてみたい吸血鬼すぐ死ぬ 盆ノ木至starstarstarstarstar_borderゆゆゆオモシロイヨーとは聞いていたけど、実は以前読んだときは何がおもしろいのか、よく理解できなかった。 読み直してわかった。 あのときはギャグ漫画を楽しめないくらい心が疲れていたんだ。 今回は普通にくすくす笑いながら読めたのだから、間違いない。 大事なのは睡眠時間と、穏やかな日常。 しかし漫画の略称が「吸死」なんていう、湯婆婆に種族名を「贅沢な名だね」とやられたかのような名前だと知ったら、誇り高き吸血鬼のドラルクは、ショックのあまり一度死ぬのでは。 さらに省略されて、「94」と一部界隈では呼ばれていると知ったら、もう一回死ぬのでは。 そんなことを思いながら2巻を読み終えたのでした。クレイジーおねロリマンガお姉さんは女子小学生に興味があります。 柚木涼太starstarstarstarstar_border宮っしぃガチロリコンのお姉さんと隣の家の小学生が仲良くなっていき、ロリと現実のモラルの境目に葛藤しながらも、ロリと次第に仲が深まっていって〜、とエロマンガみたいな設定だが、内容は完全にコメディ一色 お姉さんがマジでクレイジーで、真性のロリコンすぎてドン引きするレベルだが、そこが面白くもありコメディとしてレベル高い ロリも小悪魔的な要素があり、そこにお姉さんの葛藤が相まって、ラブコメになることもありと、読んでいて楽しめた良作だった<<4344454647>>
ある朝目覚めたら突然、股間に見慣れないものが生えていたら貴女はどうしますか? 本作は「異性化症」というものが存在しており、主人公の凛子が突発性の症状によって男性化してしまうところから物語が幕を開けます。 生えてきてしまったものそれ自体や、それに伴って今までには存在しなかった情動に翻弄されていく様、またそれに対する周囲のリアクションが臨場感たっぷりに描かれていきます。 ある種、その筋の薄い本の導入にありそうなifであり、実際にそれに近いシチュエーションが登場したりエロコメチックな部分もあったりします。5話の「デスたわわ」(※サブタイトル)などはその真骨頂であり、ある意味見所のひとつと言えるでしょう。ただ、本作の魅力はそこに留まりません。 自分の意思ではどうしようもない外的な要因によって心を悩まされたり体のあり方に戸惑ったりする様は、誰しもが思春期に抱く体験と実質的に同質です。そんな状況下で、学校という社会の縮図で他者と関わりながら生活を営み続けねばならない。当然、そこでは諸々の問題も発生しますし、逆にそこで触れる人の優しさがありがたさの極みであったりもします。 憧れの結城先輩、美人の真央先輩、クラスメイトのエキセントリックな紗夜と豊満なすばるなど、魅力的な脇役たちとの関係性の変化も含め、サスペンスフルな部分もあり続きが気になります。 なお「細かすぎて伝わらない『私たちは元女子です』の好きなところ」を挙げるとすると ・「柔術廻戦」 ・ぱおん!→んっ… ・レベル4:りんご ・凛子の父親がシュトレンを好きすぎるところ です。