ドラえもん(てんとう虫コミックス)

マンガ入門にこそ『ドラえもん』を! #完結応援

ドラえもん(てんとう虫コミックス) 藤子・F・不二雄
ナカタニエイト
ナカタニエイト

<ログライン> ぐうたら少年が21世紀から来た猫型ロボットと暮らし成長するお話。 <ここがオススメ!> 国民的ロボットといえるドラえもん! 僕が最も大好きな漫画です! 絶対不動のNo.1です! もはや「ドラえもんについて」の説明は不要だと思うのですが、その凄さを改めて最近実感したことがありまして…… 小学中学年になる息子が 「漫画の読み方がわからない」と言っていたので、 「じゃあ、ドラえもんを読んでごらんなさいな」と伝えたのです。 そうしたところ、「ドラえもん、面白い!」と、 「漫画の読み方がわからない」息子がたちどころにハマりました。 そう、「漫画の読み方がわからない」と言う人に 「ドラえもん」はオススメの作品なのです! 理由はこの5つ! ・わかりやすいコマ割り ・一話完結型もストーリー ・たくさんあるお話 ・よく見知ったキャラクター ・面白いストーリー つまり、面白くて読みやすい。 そんなドラえもんを、ぜひマンガでも読んでみませんか? <この作品が好きなら……> ・チンプイ https://manba.co.jp/boards/140143 ・Dr.スランプ https://manba.co.jp/boards/20319 ・落第忍者乱太郎 https://manba.co.jp/boards/20256

鉄鍋のジャン

勝つための料理を追求した男ジャン

鉄鍋のジャン 西条真二 おやまけいこ
六文銭
六文銭

もう28年前?の漫画のようですが、めっちゃ面白かった。 タイトルに記載したとおり、当時のグルメ漫画って『美味しんぼ』や『中華一番!』など、より美味しいものを競ったりや食べる相手を満足させるための要素が強かったと思うのですが、本作はそれらとは一線を画す。 中華料理界において偉大だった祖父の教えを叩き込まれ、とにかく料理とは勝負で、彼が追求するのは勝つための料理。 美味しいとかではなく、勝つためなら何でもするということ。 ここが他の料理漫画とは違う。 最初のうちこそ、祖父のライバルだった男の店「五番町飯店」へ修行にいき、祖父から仕込まれた料理の腕を発揮して、他の料理人を圧倒したり、時に挫折したり、といったオーソドックスな少年漫画的な展開なのですが・・・・ 1巻からすでに、マジックマッシュルームを使って審査員を撹乱させるようなこともはじめていきます。 他にも上げればキリがないのですが、特に最高なのが、若手料理人選手権大会の予選課題「チャーハン」の回の時。 火力がほしいからとガス管潰して自分のところに集中させたり、あげくスプリンクラーをまわして他の料理人のチャーハンを水浸しにするんです。(自分はラップまいて、さっさとその場から逃げる) 基本的に上記であげた料理漫画で出てきたら 「絶対悪役だったろ!」 と言わんばかりの悪行がでてきます・ 料理マンガのダークヒーロー的な存在。 顔つきもドンドン悪くなっていく(気がする) 料理=幸福を与えるもの というのが、ある意味定説になっていただけに、勝つためなら何でもする、主人公の潔さが斬新な作品でした。