1972年「メガネちゃんのひとりごと」でデビュー以降、「おしゃべり階段」「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」など、常に一級の少女まんがを描き続けてきたくらもちふさこ初の自伝&秘伝の書。これまであまり語られることのなかったデビュー当時の別冊マーガレット編集部の様子や壮絶な制作秘話、まんがの意外な裏設定など、知られざるエピソードが満載。まんがを描く人にも読む人にも、必ず響くこと間違いなし! 読めば、もう一度「くらもちワールド」にダイブしたくなる、ファン必携の一冊。※NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の劇中まんがの原作者。
直木賞作家が60代にして漫画家デビュー! 荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全8編収録。○アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……「大河の彼方より」○93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……「人生がそんなにも美しいのなら」○4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……「あの日の桜の木の下で」
疲労感、倦怠感、イライラ、滝汗、冷え性、うつ症状、関節痛……中年期の諸症状をすべて「更年期のせい」と思っていませんか? アラフォーで閉経!? 本書は妊活中に「早発閉経」を告げられ、約10年間、原因不明の体調不良を抱え迷走した著者の体験をめぐるコミックエッセイ。何らかの不調を抱えた中年期女性必読の、婦人科現役医師の監修コラムも掲載。知っていたら、人生違った! 知ってから、人生変わった!
激動の幕末を駆け抜けた西郷隆盛。その人柄で様々な偉業を成し遂げ、今も多くの人に愛され続ける彼の魅力とは何だったのか? 幕末から西南戦争にかけての複雑な政局や人間関係、西郷の波乱に満ちた生涯を、「圧縮漫画」の名手・いのうえさきこがぎゅぎゅっと濃密に圧縮して描く! 西郷さんの名前は知ってるけど、実は何をした人なのかイマイチ分かってないかも? というあなた、必読です!
高校3年生の彩、和久、ひかるの3人は、ジャーナリスト池上彰さんによる特別講義「君たちの日本国憲法」に参加していた。憲法と法律の違い、現行憲法の成り立ち、立憲主義とはなにか、国民の権利と義務――。これまで漠然としか理解していなかった憲法という存在に俄かに関心を抱く。講義のエッセンスと憲法の歴史、現役高校生の素朴な疑問や感想をもとにストーリーを構成。解説のわかりやすさだけでなく、ドラマとしての面白さも追求した、日本国憲法を身近なものにさせる漫画作品。
WEBサイト「よみタイ」連載中から大好評だった、正義の味方を夢見る5歳児・ゆずマンとその周りの家族や友人たちの日常を描いた4コマ漫画に加え、コミックスだけで読める描きおろしストーリー漫画、北川にとってもレジェンド作家である尾田栄一郎氏・秋本治氏との豪華対談、そして漫画家・北川悠仁ロングインタビュー、メイキングやオフショットなど盛りだくさんの内容に! 両巨匠も驚いた北川の漫画への愛と情熱がぎっしり詰まっています!
小説家・荻原浩が描いた短編漫画集。心温まる話が多くて、とても良い短編集でした。若干の読みにくさもありましたが、全体の情景、時間の流れ方、世界観など、小説家ならではの表現に溢れています。特に表題作は「明日の記憶」を思わせる内容で素晴らしい一遍です。 なぜ小説家が今になって漫画を描くに至ったかは、本の後書きで詳しく語られてますが、気になる方は下記のインタビュー記事を読んでみてください。 https://dot.asahi.com/wa/2020061900011.html?page=1 また、Webで公開されている漫画家・こうの史代先生との特別対談インタビューも読み応えがあります。 https://note.com/shueisha_bungei/n/n4c32c02ca788