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インテリやくざ文さん

インテリやくざ文さん

本書は、人気漫画コンビ「泉昌之」(註1)で活躍する和泉晴紀が、月刊「裏モノJAPAN」で 連載中の漫画を一冊にまとめたものです。 やたらと細かなことを気にする主人公「やくざの文さん(ぶんさん)」が、世の中の理不尽な事柄 42本を一話完結でブッタ切ります。 例えば、そのうちの一例は…。 先頃、音楽フェスにお客として遊びに行ってきたという、若い女の子がこう言います。 「あたしさぁ、先週、フェスに参加してきたの」 フェスに行ってきた、ではなく、参加。 微かな違和感を覚える表現ではありますが、決して間違っているわけではありません。 しかし、文さんは許しません。 この「参加」について、二度考えた後、大きく「ふ~」と煙草の煙を吐き出し、こう言うのです。 「自分もライブを形成した一員のつもりで “参加" と、のたまってるのかもしれんが、二回考え てみても、やっぱ、ただの客だと思うわ」 色々と異論はあるかと思いますが、多くの方は腹を抱えて笑い転げるのではないでしょうか。
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本書は、人気漫画コンビ「泉昌之」(註1)で活躍する和泉晴紀が、月刊「裏モノJAPAN」で 連載中の漫画を一冊にまとめたものです。 やたらと細かなことを気にする主人公「やくざの文さん(ぶんさん)」が、世の中の理不尽な事柄 42本を一話完結でブッタ切ります。 例えば、そのうちの一例は…。 先頃、音楽フェスにお客として遊びに行ってきたという、若い女の子がこう言います。 「あたしさぁ、先週、フェスに参加してきたの」 フェスに行ってきた、ではなく、参加。 微かな違和感を覚える表現ではありますが、決して間違っているわけではありません。 しかし、文さんは許しません。 この「参加」について、二度考えた後、大きく「ふ~」と煙草の煙を吐き出し、こう言うのです。 「自分もライブを形成した一員のつもりで “参加" と、のたまってるのかもしれんが、二回考え てみても、やっぱ、ただの客だと思うわ」 色々と異論はあるかと思いますが、多くの方は腹を抱えて笑い転げるのではないでしょうか。
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