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新米刑事の蜂谷は、署内で変わり者と噂される邦見と相方になることになった。しかし、個人行動ばかりの邦見に翻弄されるばかり。思い切って理由を聞いてみると、ゲイだとカミングアウトをされて…。

同じ部屋で勉強していたはずが、なぜかムラムラしてきちゃった榛葉。何度も説得を試み、晴れて庄司と１つに結ばれるが、ある日「俺、今度そっちやってみてぇ」と言われて…。

泣いている槙を慰めるために願いを叶える魔法のカードをプレゼントしたリュージ。笑顔の可愛さに思わずキスをすると、今まで可愛かった槙は鬼の形相になり「俺は女じゃねぇ…！」とキレるが…。

ある日窓に挟まったヤモリを助けると「ありがとう少年…」と喋り出した。お礼にラッキースケベに合いまくるという謎の力をもらうが、「ただし相手は男に限る」と言われ…。

学校内のテレビで偶然目にした黒人ボクサーの鍛えられた肉体に、淫靡な妄想を止められない女教師向井。火照った身体を冷ますことができず、遂に放課後の教室で自慰に浸るのだが……。自らの痴態を生徒に見られていたことを知り、後はただ脅されるまま奴隷のように───…熟れた男女から若い果実まで、彼ら欲望を赤裸々に描く如月夏水の刺激的な物語、表題作『まるで奴隷のよう』を含む全44作品収録の決定版短編集！

充実した大学生活を送る拓哉だったが、家庭教師の教え子の翔太君に告白されてしまい苦悩の日々が始まる。気持ちはありがたいが、と断る拓哉に翔太君の猛烈アピールが…。

晴屋がまた女子に告白されていた…見慣れているはずなのになぜか心がモヤモヤする…なんでだろう。そんな颯希の様子を察して、晴屋は「もしかして妬いてくれてんの？」と挑発して…。

コンビを組んで7年。漫才グランプリの決勝までたどり着いた二人だが、何か妙な距離感ができてしまっている。これからの二人のためにも相方ともっと話がしたいと思っているのだが…。

学校でも人気の教師「森」は、プライベートな事は他人に極力話さない。自分がゲイである事を隠すために。ある夜、いつものように家に男を呼んだ森だったが、ドアを開けると教え子が立っていて…

頭脳明晰・運動神経抜群でイケメンな生徒会長の片想い相手は、まさかのヤンキー!?　素直になれない会長は今日も空回るのであったが、果たしてこの恋は成就するのか!?

りょーちんと俺の境界線はきっと普通よりだいぶずれ込んでる。恋人でもないのにアメを口移しで食べさせたりして、この関係に名前はあるのかな…恋に揺れる二人の行方は…。

傭兵部隊に新たに炊事係が配属されることになった。「どうせババアだろ？」と、たかをくくっていた傭兵のハスクだが、そこには美しい女性が…「夜のアザミ」のアナザーストーリー。

漫画・ゲーム大好きなオタク男子の真希は、ある日ヤンキーに壁ドンされてしまう。カツアゲかと思いきや「おい、お前俺と付き合え」と告白されてワケもわからず「はい」と答えてしまって…オタク×ヤンキーのBLラブコメ。

魔王vs物理学者!?　実験に失敗した久世の家は、ひとすじの閃光を伴って散った。しかし、瓦礫の中に中学生のような姿の男子が現れて…。

「世の中、秘密のない人なんているのだろうか」親友の十里に密かに恋心を抱いている優一。その思いは誰にも告げず、ずっと心に閉まっていた。そんなある日、部活で忙しい優一を久しぶりに十里が家に誘って…。

キングが望んだ男子はクイーンとなり、クイーンが認めた男子はキングにー。 私立男子進学校「海陵」の元キング若月宗馬の弟・光馬は兄と同じく海陵に入学、海陵高校の現クイーン藤城貴生からキングの座に迎えられる。 しかし突然のことに光馬はキングの座を断り、更に他の生徒たちの間では今でも兄こそがキングであると思っていることを知り、余計に反発するが…。

傭兵部隊に所属するハスクと炊事係のローレン。愛しいと思えば思うほど苦しみがつのる。反比例する生と愛に苛まれる二人を繋ぐのは体を重ねることだけだった…。

傭兵部隊に新たに炊事係が配属されることになった。「どうせババアだろ？」と、たかをくくっていた傭兵のハスクだが、そこには美しい女性が…「夜のアザミ」のアナザーストーリー。

父親とその愛人を殺した…無我夢中で走って逃げ込んだその家には、少年が一人で住んでいた。殺人犯の青年と不思議な少年との交流を描いた一夜の物語。

「ある理由」でイジメを受けている事を家族に隠している早樹。あの人にだけは知られるワケにはいかない…僕は平穏でいたいから…普通じゃない家族愛の物語。

「なっちゃんはキスをすると死んじゃうんだよ」昔、近所のお姉さんに言われた言葉は、呪いとなって今も僕を縛り続けていた…これはキスを巡る歪な恋の物語。

「なんでαばっかりいるんだよ…」そうぼやく日下部は、大学のゼミ選びを間違えた…と激しく後悔していた。ゼミ合宿中、βっぽいという理由だけで様々な雑用を押し付けられていたのだ。「俺も、あーミスったー！って思った」そんな彼に気さくに話しかけてきたのは、もう一人の雑用係、潮里だった。雑用をきっかけに仲良くなっていく二人だったが、ある日、日下部が過労で倒れてしまう。その時潮里は、彼を熱心に介抱する。潮里は頑張る日下部に好意を抱いていたのだ。それを受け入れた日下部はやがて恋人になるのだが、潮里から、実は自分はαだと明かされる。それを知り複雑な気持ちになる日下部。なぜなら彼はΩだったから…。過去のトラウマからそれを明かせず悩みつつも幸せな日々を築く日下部だったが、彼の過去を知るβの鷹島が、それを恨みの籠った目で睨みつけていた。切なくすれ違うそれぞれの想いが出会う時、純真が壊れはじめる――。

旧校舎でいつも通りサボろうとしていた蜂ヶ谷は、思わぬ先客に不意をつかれた。密と名乗る男子の綺麗な顔にも惹かれたが、そのイイ匂いにも誘われて…。

「トキは美しい」…偶然出会ったトキとショウタは、恋人とも言えない関係を二年も続けていた…僕らの関係は一体なんなんだろうか…時に切なくやっぱり甘い恋物語。