アース・スター エンターテイメントマンガの感想・レビュー52件<<123>>文明の発展によって生まれた"魔獣"を"掃除"する兄弟の物語 #1巻応援掃除屋のふたり 初野ふみのsogor25舞台は修練を重ねた限られた者のみが使える力であった魔術が技術の発展により誰でも使えるようになった世界。 しかし、魔術を使うための魔術装置を生産する際に「汚れ」と呼ばれる廃棄物が生じ、「汚れ」に取り憑かれた獣たちが魔獣となり人々の生活を脅かすようになっていました。 この作品はそんな世界で魔獣から「汚れ」を取り除き安全な獣に戻す、“掃除屋”と呼ばれる仕事をする姉のリグティアと弟のセオドアという姉弟を描く作品です。 天才魔術師であるリグティアと魔術は使えないけど心優しいセオドアの2人が様々な魔獣を掃除して元に戻す様子が描かれる中で、魔術装置の発達によってリグティアが魔術師としての存在意義を問われてしまう様子や、魔術装置の便利さと引き換えに生み出され続ける魔獣の存在など、端々に深い世界設定が垣間見えるファンタジー作品です! 1巻まで読了異世界転生先で即死無双即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 -ΑΩ- 成瀬ちさと 納都花丸 藤孝剛志starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃクラス全員異世界に転移して、それぞれの職業や能力を駆使して戦っていくが、主人公は何の能力も与えられず〜、でも元々相手を即死させる能力を持ってたので、めちゃ無双して〜と、現代知識とかで最強ではなく、元々最強能力を持って転移した系 物語のテンポは良くて、絵のクオリティも低くないが、いまいち盛り上がりに欠けるというか... すげーつまんないとかではないが、めちゃ面白いまでもいかず... 数ある異世界物の中では、それなり巻数も出てるので、初見でとりあえず読んでみようなら、あんましオススメではないが、異世界系雑食マンガ読みなら一定のクオリティと物語はあるので読んでおいても損はしないのかなぁとハイテンションすぎる自転車散歩東京自転車少女。 わだぺん。野愛自転車アンチかつ過剰なラッキースケベが苦手なのに、何故か読み進めてしまう魅力があります。 ウザかわいい田舎娘・いるかとクールな美少女・加藤さんが謎の自転車部「自転車天使(チャーリーズエンジェル)」に入部し、東京をぽたぽた自転車散歩するお話。 ストーリーだけ見るとほのぼの日常系漫画だけど、めちゃくちゃハイテンションなのであまりほのぼのはできません。 独特の訛りと元気すぎる性格のいるかに圧倒されているうちに自転車天使のペースに飲み込まれてしまいます。 ハイテンションすぎて時折差し込まれるサービスショットも何故かエロさを感じません。むしろ健康でなにより…みたいな気持ちになります(人によると思いますが)。 東京の穴場な名所を学べるのも楽しいです。自転車アンチでない方は自転車で聖地巡礼したら楽しいはずです。原作イラストを上手く表現できてるのでは冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 黒髪の戦乙女 toi8 漆原玖 門司柿家starstarstarstarstar_border宮っしぃ原作絵がtoi8さんで、ふんわり雰囲気のある水彩画っぽいタッチがすげー良いイラストレーターの方 マンガ絵はさすがにそこまでではないけど、線の細い雰囲気のある絵で読んでて気持ちいい 異世界物なので、ちょっとバトルに迫力が欠けるのが難点だが、これは売れてたのもちょっと納得(書店時代の話です) その絵のおかげか、綺麗な世界観に感じられるので、他の異世界物と比べても良いところ 数多の異世界物読んでいて、未読の方、オススメですよ メガネ族からしたら、この素養はぜひいただきたい俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。 エイルの奇妙なメガネ生活 草壁レイ ネコメガネ 南野海風starstarstarstarstar_borderママ子※ネタバレを含むクチコミです。「呻子ちゃんは恋してる」感想呻子ちゃんは恋してる 平田ニーナ幽霊に憑き纏われた(と勘違いしてる)ビビりな少年と、片思いの先輩から幽霊と間違われた少女(人間)のすれ違い?ラブコメ(笑) 読みながら「いやいやいや!おかしいからっ!」と何度突っ込みを入れた事か(笑) 呻子ちゃんが想いを伝えようとアピールすればするほど画的にヤバい事に…(笑) 怠惰な吸血鬼さんが可愛い!!転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい ~Please take care of me.~ 咲良 ちょきんぎょ。 47AgDragonstarstarstarstarstar_borderママ子転生で男女逆転している吸血鬼さん。 銀髪ってなんでかわいく見えるんでしょうね。 どこまでも怠けたい彼(彼女?)は、困っている人は見過ごせないけどヒモ生活を送らせてくれる人を探して今日も旅をする。 ゆるーい感じの空気感で個人的にはとっても読みやすいです。 魔法が使えたり、モンスターが出てきたりファンタジー要素満点でサクサク読めました。 戦後の英雄のお話し領民0人スタートの辺境領主様 ~青のディアスと蒼角の乙女~ ユンボ 風楼 キンタstarstarstarstar_borderstar_borderママ子戦争の英雄なのに王族にうとまれて荒れた大地を褒美として与えられる主人公ディアス。 途方に暮れるがアルナーと出会い、正直でまっすぐな人柄に多種族まで魅了してしまう。 どんな人にも分け隔てなく接している所、いい人だなあ頼れるお父さん的な感じ。 いきなりモンスターが出てきたりするから、ディアス様の最強感がよく出ている。 ほっこりして面白かったです。 どこかで誰かが経験していそうな短編バイク漫画集モーターサイクルメモリーズ せきはん(大森しんや)名無し20代でバイクに乗り始めたころから降りる頃まで ほぼ毎月、月刊誌のミスターバイクを購入していた。 だがどちらかというとツーリング派だったためか 新型バイクのスクープとか、メカニックなことや レース関係の記事についての内容はあまりおぼえてない。 何かのたびにふと思い出すのは掲載されていた短編漫画。 あの頃は広井てつお先生の漫画が多かったと思う。 せきはん先生の漫画はそれより5年くらいは後から 掲載されていたみたいだ。 最近になって存在を知って読んだがいかにも ミスターバイク誌が掲載しそうな漫画だと思った。 バイクのあるいろいろな風景を切り抜いたような 短編漫画集だった。 バイク漫画にはレースだったり暴走族だったりを扱ったもので 有名なものもいくつかある。 というか、有名なバイク漫画は殆どがレースか族か中心で 競争や戦いをテーマにしたものが多い。 ツーリングだったり日常ドラマをメインにあつかった バイク漫画もそこそこあるが、誰もが知っているヒット作と いうものは少ないと思う。 ミスターバイク誌もバイク誌としてはかなり人気があったと 思うけれども、だからといって大人気を博したり 話題になったり長期連載になった漫画もほとんどないと思う。 想像だが、ヤングなんとかとかバリバリなんとかとか とんがったバイク誌ならレースや族をテーマにした バイク漫画も連載できたかもしれないが、 人其々色々な嗜好や思考をもつバイク好きを対象にして、 幅広い層に読まれるバイク雑誌を作ろうとしたら、 せきはん先生の作品のようなバイク漫画のほうが 掲載に適していたのではないかと思う。 流行ったり話題になりそうなカッコイイシーンではないし 自分は未体験なんだが、何か懐かしい感じもするシーン。 万人受けするとか誰もが経験している題材でもないし、 だがそういう気持ちや雰囲気はわかるなあ、 という人もいるだろうなあという題材の作品。 そんなページ、そんな1コマがあちこちに出てくる。 自分の好みとまでも行かず、共感を覚えるというほどに 自分のバイクに対する思いとピッタリ同じでもないのだが、 なんだか「そういうのもいいよなあ」と 思ってしまう漫画。 そんな漫画の短編集だと思った。う〜ん狂ってる!外れたみんなの頭のネジ 洋介犬名無し読み始めて途中で正気に戻るのかと思いきややっぱずっと狂っているので「これ大丈夫か!?」となってしまいましたね でも絶対正気ではやれないことを漫画の中でやってくれてるので、気持ちいいこともあり…。 ストレス溜まってる時に読むと「わかる…」となっちゃうんですよウンウン 613外れたみんなの頭のネジ 洋介犬さいろく狂人、狂人、また狂人。 頭のネジが外れた、という人たちではなくタイトルにあるとおり「ネジ」の方に実は大きな主題がある。 10巻あたりからの急展開、面白くなってきましたねえ…宇宙からの見えざる脅威・ロズウェルロズウェル 阿部秀司マンガトリツカレ男主人公の家の隣に外国人が引っ越してきたがあからさま怪しい宇宙人のロズウェルで色々な問題が起きると言う内容。ロズウェルの友人の暮井が好きかな。1巻完結だがあんまり最終回っぽい終わりでもなく、おまけマンガもあるので本当の最終回はどれかなと言う感じだった。 試し読みをした感想ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~はじまりの召喚士 鉄田猿児 藻 ハム男名無し原作は最新話まで既読。ゲームの世界入り&努力チート系。召喚士という役職設定が上手く、どうなっていくのかを楽しませるのが上手い。試し読みをした感じだと個人的に絵はちょっと違和感。ただ、読んでいくと慣れそうな気もする。 ゆるビール女子! #推しを3行で推すルーツビア ルーツあうしぃ@カワイイマンガ①恋愛要素なく女性がひたすら緩〜くビールを楽しむ! ②安くうまいビールがこんなに色々な所で…という驚き! ③女性2〜3人の会話がいいテンポで、するする読めてしまう! --お暇なら読んでね-- 2021年のコロナ禍社会でこの作品の様な楽しみ方は殆ど出来ないのでしょうが、彼女たちならチャットで家飲みでも全然楽しくやれるんだろうな、という安心感があります。その位愉快な作品。 工場見学など知識要素もありますが総じて緩く、何かの解説も大抵一言二言くらいしか書いてないのがウケます。おぞましい村社会を描いた漫画が好きなら必読惨殺半島赤目村 武富健治 中島直俊名無し※ネタバレを含むクチコミです。領民0、でも領主最強!領民0人スタートの辺境領主様 ~青のディアスと蒼角の乙女~ ユンボ 風楼 キンタ名無し領民0スタートってタイトル買いです。 領主になった!と言うと普通喜ばしいことですがこの場合は領民ゼロ。 生活する為の食料作物もナシ。 からのスタート でも不思議なツノのある少女、民族たちだけがいる。 一巻だけ読みましたがすごいほのぼのしていて好みでした! 最強領主もいい! 異世界で最強主人公と言うと頭がいいとか能力を持っている、ですが この漫画の場合はほぼ腕力! 脳筋で獣もモンスターも伸してしまいます。 それがスカッとして気持ちがいいですw 異世界ものが好きな人もそうでない人も勧めたい一冊。 心優しき人狼人狼への転生、魔王の副官 はじまりの章 西E田 瑚澄遊智 漂月 漂月・西E田ナベテツ所謂「なろう系」という物を全く読まないまま生きてきたのですが、作画の瑚澄先生の前作(ディアエミリー)を読み、良かったので試しに買ってみました。 異世界転生物ですが、主人公は前世の人間のとしての知識(や考え方)と、現在の魔族としての立場を両立させ、魔王の副官として手腕を振るい、時に中間管理職としての悩みも見せます。 瑚澄先生の柔らかなタッチが、ファンタジーの世界を魅力的に描いている良作です。613の真相究明まだ…外れたみんなの頭のネジ 洋介犬野愛613の真相究明まだか、と思いつつも1話完結でしっかりグロくてキモいお話を提供してくれるので途中離脱せずにずっと読んでます。 単純に絵がグロい気持ち悪い!という回もあれば、人間って気持ち悪い…としみじみ嫌な気持ちになる回もあり味わい深いです。 せいらちゃんの私服がめちゃくちゃかわいいです。でもナムちゃんが一番かわいいです。フルカラーで見るタナゴ&埼玉田園風景のーどうでいず せきはん(大森しんや)あうしぃ@カワイイマンガ「ポンポン山美人姉妹」の姉・高校生のさとみは、タナゴオタクだった!胴長姿で水路に入っていくさとみに、妹のともえも、近所の純とはなこも、呆れ顔。オシャレもしたいけれど、まだまだ外遊びも楽しい!そんな女の子達の自然観察&アウトドア系夏休みを、フルカラーでどうぞ。 ----- 作者のせきはん(大森しんや)先生は、例えば古いバイクに跨る女の子の『グッバイエバーグリーン』、旧車のレストアを学ぶ女の子達の『ぜっしゃか!』など、ノスタルジーに消えてしまいそうな物を若い感性が再評価する、という物語を描かれる。 『のーどうでいず』の場合は、都市化を免れている田園風景を、若者が慈しみ楽しむ様子が瑞々しく描かれている。取り敢えず自然は豊かで、子供達も先のことを考えず、今を目一杯楽しんでいて、ゆるく楽しめる。 この作品が全編カラーで描かれているのは、恐らく、タナゴを描くためであろう。幾度か出てくるタナゴの、虹色の体色は本当に美しい(現実のタナゴも全く同じように美しい)。これを求めるさとみの感覚は、宝石探しのようなもの、なのかもしれない。 青空と緑の自然美に、女の子達の色とりどりの服がアクセントになっていて、単調にならない。色調を明るく、淡めに統一しているので、目に優しく、楽しげながらも、ちょっと色褪せたノスタルジーも感じられる。 優しい色彩の中を溌剌と遊ぶ女の子達に、こちらも元気を貰えるこの作品。1巻で止まっているのが勿体ない。 タナゴ釣りの仕掛けの、精緻な細工の話など出来ないだろうか。さいたま水族館やムサシトミヨの話なんかも見たい。 今後に期待しては、いけないだろうか……。 偉人の力で怪獣と戦うジュブナイル・ビルドゥングス・SFアクションノブナガン 久正人ANAGUMA主人公のしおちゃんは女子高生。織田信長の偉人遺伝子が宿り「ノブナガン」として宇宙怪獣から世界を救う戦いに巻き込まれていくのですが、JKでミリオタで作戦参謀まで務めるっていうギャップが効いてます。 久正人作品らしくアクションのかっこよさ、偉人の逸話や能力を使った戦闘のギミック、怪獣のディティールや掃討作戦のカタルシスは文句なく最高です。久正人×宇宙怪獣の組み合わせに間違いがあるわけがない…。 『ノブナガン』がとりわけ魅力的だなと思うのは、しおちゃんの成長を描くビルドゥングスロマンでもある点でしょうか。 (甘酸っぱいラブロマンスもあるぞ!) 人付き合いが苦手で「オタク」として孤立しがちな彼女に手を差し伸べる親友にしてヒロイン、浅尾さんとの関係は読んでいるこちらが恥ずかしくなるほどにかわいらしく、そして美しいものです。 しおちゃんは浅尾さんのために銃を取り、やがて仲間と手を取り合うことを学び、最後には全人類のため、愛する人とともに戦います。 ひとりだったしおちゃんの世界が広がっていく、そのキッカケになるのは他ならぬ浅尾さんなのです。 自分はこの作品、かなり正統派のセカイ系マンガなのでは?と読んでいたのですが、壮大なストーリーの中心には必ずしおちゃんと浅尾さんの物語が据えられていたからだろうと思います。 特に終盤、進化侵略体との決戦が近づき戦闘がスケールアップしていくのと対照に、決着へ突っ走るための力強いエンジンとして彼女たちのミクロな関係性が描写されていくのは圧巻の快感があります。 パワフルなストーリーと巨大な感情が全6巻のなかにギッチリ詰め込まれてます。ボリュームたっぷりの一作、ぜひ読んでみてほしいです。「最弱」を競うために異世界転生!全時空選抜最弱最底辺決定戦 久正人 KRSGANAGUMA久正人先生初の原作担当マンガということでドキドキしながら読みましたが…超面白い! 絵のテイストはぜんぜん違うのにちゃんと久マンガ独特のケレン味とリズムが息づいており、新鮮な久正人体験が出来る作品です。 久先生のネームも収録されてるのでKRSG先生の作画と比べられるのも楽しい。 あらゆる世界から最弱キャラクターを集めて時空イチのクソ雑魚を決める戦いに巻き込まれた人間代表ヒトムくんが雑魚トップ(ワースト?)5のメンバーとしてサバイバルしていくお話。 出てくるキャラもギリギリを攻めてて、趣味が悪すぎる『月光条例』みたいな感じですが、「弱いこと」が生む悲哀のドラマの描き方がたまらなく切なく、俺TUEE作品への単純なアンチテーゼに終わらない深みがあります。 みんな雑魚キャラなので基本どうしようもない連中なんですが、彼らがいじらしく生き抜こうとするサマが否応なしに泣けてくる…。 クソ雑魚としての矜持が輝くのをもっと見たい。 弱いからこそ、みっともないからこそ、彼らを愛せずにはいられなくなります。最弱だろうと生きてていいんだよ…!! とりわけ某宇宙戦争から出てきたような戦闘ロボKが自分のショボさに向き合ったときに見せる表情が自分の1巻のピークでした。 この顔が描けるのはすごいよ…。よくある設定だけど騙されたと思って読んでくれ戦国小町苦労譚 (コミック) 沢田一 夾竹桃 平沢下戸名無し※ネタバレを含むクチコミです。 狂ってしまった世界の謎外れたみんなの頭のネジ 洋介犬にわかGANMAの大人気作。人々のあり得ない奇行や狂気の中で生きる「まとも」な主人公の話。ホラーとしても読めるが、本作には「なぜみんながおかしくなってしまったのか」を主人公が探っていくというミステリの体裁をとっている。とはいえ、毎週視点人物が変わり、謎の断片と後味の悪い話を混ぜこぜにしながら読者に見せる。謎を深める二年前の「613」というキーワード。これらがしっかりと繋がり、真相があきらかになるのか、楽しみ。 https://ganma.jp/hazunejiKawaii Isekai無双私、能力は平均値でって言ったよね! ねこみんと FUNA 亜方逸樹mampukuキャッチーな表紙とタイトルに惹かれて手に取りました。可愛くて無敵でちょっぴり友情が切ないお話でした。 優秀過ぎて、嫉妬や羨望にも期待やプレッシャーにもうんざりしたので、「平均値」で平穏に暮らしたい…暮らしたかったのにままならない…幼女戦記のターニャ・デグレチャフと少しにているかも(笑)<<123>>
舞台は修練を重ねた限られた者のみが使える力であった魔術が技術の発展により誰でも使えるようになった世界。 しかし、魔術を使うための魔術装置を生産する際に「汚れ」と呼ばれる廃棄物が生じ、「汚れ」に取り憑かれた獣たちが魔獣となり人々の生活を脅かすようになっていました。 この作品はそんな世界で魔獣から「汚れ」を取り除き安全な獣に戻す、“掃除屋”と呼ばれる仕事をする姉のリグティアと弟のセオドアという姉弟を描く作品です。 天才魔術師であるリグティアと魔術は使えないけど心優しいセオドアの2人が様々な魔獣を掃除して元に戻す様子が描かれる中で、魔術装置の発達によってリグティアが魔術師としての存在意義を問われてしまう様子や、魔術装置の便利さと引き換えに生み出され続ける魔獣の存在など、端々に深い世界設定が垣間見えるファンタジー作品です! 1巻まで読了