竹書房マンガの感想・レビュー356件<<1112131415>>自分も卓を囲みたくなるスーパーヅガンアダルト 片山まさゆきマウナケア今でこそ打つ機会は減りましたが、20代のころはよく徹マンをやっていたものです。麻雀とは不思議なもので、どれだけ注意深く他家の捨て牌を確認しながら打っても、危険牌ばかり寄りついてきて負ける時はバカ負けする。そう、「スーパーヅガン」の豊臣くん状態です。対して夜の2時もすぎるころになると、やけに神経が研ぎ澄まされてきて、ヒキだけで勝ちまくるなんてことも。こちらは明菜ちゃん状態ですね。よく雀荘でこの漫画を読んでたなあ、役作りのこととか、美しい牌の待ち方とか考えなくてゆる~く読めるからいいんだよねぇ…と懐かしんでいたら、続編があることに気づきました。あの豊臣、ヤス、信太郎、明智も社会人になってるんですね。しかしながらやってることは一緒で、豊臣が3人にカモられるという構図は変わらず。しかしながら明菜は最初は登場せず、豊臣の彼女らしき人物がいて…? 読んでる途中から自分的には盛り上がってしまいました。あのころの面子を集めて久しぶりに卓を囲みたい~。まさか麻雀漫画で泣かされるとは……鉄鳴きの麒麟児 塚脇永久 渋川難波あくあまさか麻雀漫画で泣かされることになるとは……! ネトマ廃人なダメ主人公がカッコよく生まれ変わる、熱すぎるサクセスストーリー。麻雀モノでありながら、あふれる家族愛の人間ドラマとしても楽しめる。ライバルキャラも全員熱い。着飾るおばちゃんのコロッケ美味しそうだったw戦国の世はバカ決定戦?不敬罪適用級の四コマ漫画SENGOKU 山科けいすけ名無し戦国時代。 民衆は今日の食べ物にも事欠き、明日の命の保障も無い。 生きるだけで精一杯。 そんな日々のなかで民衆のため安定した国家を築くために 命がけで戦った男達、それが戦国武将。 己の信念に従い、文字通り命がけで 国を守り作り、天下統一という途方もない夢にかけて 傷つき倒れていった英雄達。 今の平和な日本は多くの戦国武将の流した血によって 築かれている。 そんな英傑達を、流した血と涙を、失った命を 山科けいすけ先生は心のそこから笑い飛ばす。 信長はただの鉄砲バカ、秀吉はただのお猿バカ。 不敬にもほどがあるどころか不敬しかない。 しかし山科先生の凄いというか怖いところは、 浅薄な閃きでバカと決め付けているのではないことだ。 戦国武将たちについてちゃんと歴史を理解していないと 認定できないバカ扱いをしている。 松永弾正なんか謀反バカ扱い。 細川藤考はインテリ風見鶏バカ扱い。 結局は全員バカ扱いになるのだが・・ 下手な歴史の教科書より、戦国武将の個性が正しく?伝わってくる。 というか教科書にかいてあることより、 こっちのほうが事実なんじゃないの、 とすら思えてくる。 ああコイツ(戦国武将の皆さん、すみません)、 ホントこんなふうにその日の気分で 行動したんじゃねーのか? と思ってしまいそうになる(笑)。 またキャラの顔とかも良く似ているんだなこれが。 普通は美化するところを激しくギャグ化しているが。 笑いながら歴史の勉強になる漫画。 歴史教科書の真面目な記述を読むよりも 百万倍、武将達の個性が記憶に残ってしまう。 読後は戦国武将を見る目が激しく捻じ曲がって しまいそうだけれども。 見た目は大人だけど中身は小学五年生リコーダーとランドセル 東屋めめマウナケア非常に違和感のある表紙…。この涼しげな目元のイケメンは、なにゆえランドセルをしょっているのか…。などど思って読んだら何のことはない、このコ、あつしクンは見た目は大人だけど小学五年生。そんな彼が姉・あつみと巻き起こすドタバタの毎日を描く、というのがこの4コマ漫画なのです。あつみは高校生だけど小学生サイズというのもミソで、この対比がうまく効いていて、大人と子供に見えるのを利用し利用され、見方によっては弟萌えであったり、姉萌えでもあるようだし、ツンデレっぽくもある、といろいろと楽しめてしまうのですね。まあ、やっていることはけっこうワンパターンで、エロ本を買いに行かせられたり、抱きついた巨乳の先生をクラクラさせてしまったり、同級生と歩いていても変質者呼ばわりされたりと、あつしクンはいつもさんざんな目にあってます。ですが、大人に見えてもそこは純真な小学生、泣きわめいたりするのがちょっとほほえましく思えてしまうかも? 4コマ漫画のテンポにこの設定が良くあっているなあ、と読むほどに思えてきます。 かつてないほど現実とリアルタイムにリンクした作品ゴールデン桜 前川かずお 森橋ビンゴ 岡田紗佳sogor25みなさんは「麻雀」というものにどのようなイメージを持っているでしょうか。マンガで言えば有名なのは「アカギ」や「天牌」「むこうぶち」などでしょうか。いずれにしても、ギャンブルだとか、アングラな世界と近い存在という印象を持っている方が多いのではないでしょうか。 しかし最近、そのイメージを払拭しうる、新しいムーブメントが起こっていることはご存じでしょうか? 2018年、競技麻雀のナショナルプロリーグ「Mリーグ」が発足しました。Mリーグはプロ野球やJリーグと同様、一般企業がスポンサーとなってチームを運営し、囲碁や将棋のようなマインドスポーツとして麻雀を捉えて、賭博行為からの完全分離したプロスポーツとして運営されるプロリーグです。10月に初年度のシーズンが開幕し、全試合がAbema TVで生中継されるほか、パブリックビューイングとして、お酒や食事をしつつ、生の実況解説を聞きながら麻雀の観戦を楽しむという新たな楽しみ方も提供され始めています。 ここまでの説明でマンガ好きの方には何か思い当たる作品があるのではないでしょうか。そうです!「咲-Saki-」の世界観、これが現実世界で生まれようとしている、それがこのMリーグを中心としたムーブメントなのです! そんな近年のムーブメントを反映させ、現実に即した形で競技麻雀の世界を描いている作品がこのゴールデン桜です。 主人公はプロとしての一定の実績はありつつも日の目を浴びることのない生活を送る麻雀プロ・早乙女卓也。彼があることをきっかけに、"女性プロ雀士"として活動を始める所から物語は始まります。 競技麻雀ではかつての競技人口の少なさから女性限定の大会やリーグは存在しますが、基本的には男性と女性がフラットに闘うことのできる競技です。その点は他のプロスポーツや囲碁、将棋などとも異なる点かもしれません。また逆に、人気商売であるという側面から収入面では女性プロのほうが男性を上回りがちであるというのも麻雀プロの1つの特徴でもあります。男性が女装して活動するというのはベタな設定ではありますが、この"男女平等"と"男女格差"という相反する側面を兼ね備える麻雀業界を、フィクションの設定を用いてリアルに表現している作品です。 また、内容以外の部分でもこの作品は現実とのリンクを巻き起こしています。まず、あとがきにも描かれていますが、この作品の1話プロットが完成するのとほぼ同時期にMリーグ発足が発表、慌てて作中にMリーグの描写を取り入れるという経緯があります。更に、原作者の岡田紗佳さんは実際にプロ団体に所属する麻雀プロなのですが、2019年7月に行われた第2期のドラフト会議にて指名を受け、今年からMリーグの選手として闘うことが決定しました。しかも指名したチームの名前が"サクラ"ナイツで作品タイトルとも掛かっているという、何重にもリンクが張られた作品となっています。(ちなみに本作の連載は竹書房の近代麻雀ですが、サクラナイツのスポンサーはまさかのKADOKAWAというオマケつき) それでなくても"現役の選手が(監修ではなく)原作を担当するマンガ作品"というのは他のスポーツではなかなか実現しないことだと思いますし、内容としても麻雀の競技自体の表現は最小限に留められているので、ぜひ麻雀というものに触れたことのない方に読んで頂きたい作品です。 1巻まで読了。ロックってなに?パンクティーンエイジガールデスロックンロールヘブン ハトポポコ名無しハトポポコ先生の漫画、キマってるよなぁ。いや、ヤク的な意味で。そもそもパンクティーンガールデスロックンロールヘブンは声に出したい日本語だよね。日本語じゃないけど。 まぁ女子3人がロックとはなんぞや?している漫画です。一人ほんとにやべー奴いるけど。そんなわけでパンクティーンデスロックンロールヘブン読んでみて、読んでみてください 史実に比較的忠実な「正史三国志」三国志 河承男 北方謙三マウナケア日本における三国志もの、といえば横山光輝か吉川英治が有名。こちらの原典は通俗小説の「三国志演義」で、今回取り上げる漫画の原作である北方謙三の小説は史実に比較的忠実な「正史三国志」なのだそう。大衆向けの脚色を排除して人物描写を深く掘り下げて…、そんな予備知識を入れて読みましたが、この漫画版はまたそれとは趣が違うように思います。劉備や曹操はイメージ通り。怪物・呂布にガマガエル・董卓と、人物設定は変にいじられてはいません。ではこの漫画の優れている点は?と問われたら、第1巻の立ち読み部分を読むだけでわかる、といいたいですね。見開きで描かれセリフを極力無くした桃源の誓いのシーンや、土埃に煙る壮絶な騎馬戦。空気の濃密さや大陸の圧倒的なスケールが感じられ、軋む楯、唸る剣の音や馬のいななきまでもが聞こえてくるよう。そこには、どこかの戦国アニメのような”軽さ”が微塵もありません。ハードボイルドの巨匠と超絶技法の漫画家の融合作が、三国志ものの白眉へと昇華する期待感たっぷり。5年かけ完結する全30巻、最後まで見届ける価値アリです。 「感動した」ムダヅモ無き改革 大和田秀樹マウナケア登場人物のモデルは政治家。小泉ジュンイチローが、外交手段として身体を張って麻雀を打ち、各国首脳と闘牌を繰り広げるというのがこの作品の基本のストーリーです。しかしこの作品、そんじょそこらの荒唐無稽な麻雀漫画とは訳が違う。そこには手作りの妙だとか意外なアガリとかの麻雀的要素はまるでなし。勝つときは役マンでどーんとアガり、役の名前も国士無双=ライジング・サンになってしまう。うーん、これがウケてしまうというのは、モデルの小泉サンに近年まれな存在感があって、みんな覚えているからでしょう。小泉サンのほか、いつも監禁されている情け無いタイゾー、バンカラな麻生外務大臣など何人かの政治家が登場していますが、みなさん”らしく”て、まったく違和感なし。小泉政権とは”小泉劇場”と揶揄された通り、キャラの宝庫だったのですよ。ほか敵方にもブッシュ親子、北の金将軍、元KGB長官プーチン、鉄の女サッチャーなどなど、強烈なキャラが勢ぞろい。何も麻雀でなくてもという声もありますがそれは置いといて、私はこの突き抜けた痛快さに、”感動した”です。鶴と亀が、出会った…出会ってしまったツルとカメ むんこnyaeやけに達観した貧乏学生の鶴田くんと、無表情だけど一途でまっすぐに彼を愛す亀山さんが、出会った… 亀山さんの誰も真似できない猛々アプローチの末、無事交際。世間一般から少しずれてる2人、お似合いだと思います。 お互い家庭事情が複雑みたいですが、亀山さんがヤクザの娘だというのは読み始めでは明かされず後半になって初めてわかります。なのに帯やあらすじで盛大にネタバレしてるのが少々残念でした。 2巻待ってます!ぼのぼのぼのぼの いがらしみきおさいろく私が小学生の頃の事。 友達の家に遊びに行った時に、そこんちのお兄ちゃんが読んでいた漫画が気になって、こっそり手にとった4コマ漫画。それがぼのぼのでした。 当時はかわいいと思って憶えていたのですが、今読んでみると小学生にはちょっとシュールな漫画のように思えます。 さまざまな動物たちが暮らす森。この森では今日も主人公のぼのぼのが少ない脳みそを振り絞って考えに考え抜いて平和に暮らしています。 好きなキャラはぼのぼののお父さんの友達のシャチ(名前失念)で、お父さんをぶっ飛ばすシーンがとても斬新なアングルで描かれていました。 実はストーリーもほのぼのと談笑していると思いきや、突如動物の世界ならではの弱肉強食な展開もあったり、いがらしみきおならではの世界感が楽しめます。 メイドインアビス つぶやき所メイドインアビス つくしあきひと名無しなんか思ったことなどを気軽につぶやく場所です 映画のメイドインアビス、子供が見に行ったら阿鼻叫喚だろうなぁ上京してきた者、特有の気持ち中央モノローグ線 小坂俊史名無し上京しようと思う田舎者の僕にとって、中央線沿線は特別なイメージがありました。クリエイターがたくさん住んでいて、ごみごみとしながらも活気があって、古着屋があって…。長野県時代に生まれた、この身勝手なイメージから、なんとなく中央線沿線はを敬遠しております。ただ、たまに降りる中野や西荻窪の駅から、「これが、中央線か」と独特の雰囲気を感じます。 『中央モノローグ線』は中央線沿線に済む、さまざまな職業・年齢の女性たちのモノローグで構成されている4コマ漫画です。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、三鷹、武蔵境の8つの町と、そこに住む女性たちが主人公。登場する女性たちは、どこかその町の雰囲気を重ねあわせています。高円寺のマドカは古着屋の店主で雑多な空気に馴染んでしまっていますし、西荻窪の劇団員・茜は微妙な存在感のなさに悩んでいる。武蔵境の中学生キョウコは23区に出たいと強くねがっていたりします。 中央線の街の特徴が、よりわかりやすいしているかもしれませんが、彼女たちの気持ちは上京してきた者、特有の気持ちがあって、なんとはなしに共感してしまうのです。 『中央モノローグ線』に登場する彼女たちも皆、様々な理由でそこに住んでいます。前向きな気持ちもあれば、早く出たい気持ちもあります。でも街の情景は彼女たちの心の残っていきます。 『中央モノローグ線』は中央線に住みたく成るという漫画というわけではないのです。そこで描かれているのは、東京に住んでいる、顔も名前も知らない誰かの生活です。けれども、読んでいるうちに自分自身もまた、顔も名前も知らない誰かであること実感し、なんとなく温かい気持ちになる気がするのです。東京で一人暮らしの人にこそ読んで欲しいですね。4姉妹が主人公の4コマ漫画かしましハウス 秋月りすかしここれは哲学では…?!と思うような話がふいにあるのが秋月りす先生のすごさですね。人間の人生をわずか4コマで表現する程の力量で、このレベルに達してる人は他にいないんじゃないかな? かしましハウスは個性豊かな4姉妹が主人公のお話です。私が特に好きなのは3女のみづえちゃん。マイペースな女子大生でいつでもどこでも寝ています。けれどもくじ運と商才があるのでお金持ちです。パンツはおでん柄。 姉妹の中でも地味な立ち位置だけど独特な味のあるキャラで、自分はみづえちゃんみたいな女子大生になりたいなと憧れていた。そしてある意味その夢は叶ったのだと思う。それが良かったのかどうかは分からない。 私も中年…わかるわーって事がたくさん中年女子画報 ~46歳の解放~ 柘植文サンジュスト私、柘植さんと同年代で、柘植さんの漫画が好きで中年女子画報、3巻とも読んでますが…中年女子あるあるがたくさんです(笑) 若い時には思いもしなかった事も、今だからわかるーってなります。 老いを明るく書いているのが良いです!が、1番笑ったのは漫画の中の柘植さん自身の自画像が確実に年をとっている!こういう風に書けるのはご本人が老いを受け入れているのかなと思います。 私は中年をまだ受け入れきれてないですがこの漫画のように中年期を明るく過ごしたいです(笑) スポ根ボドゲ入門マンガ!天王寺さんはボドゲがしたい mononofuANAGUMA人見知りの天王寺さん(完璧人間)とコミュニケーションを取る唯一の方法はボードゲーム!ということで主人公がボドゲ部に入部しボードゲームの魅力に出会い…。 っていうところまではよくある美少女部活モノですが、本作は主人公の南森さんが相当の負けず嫌いのため、真剣にゲームに勝ちに行こうとします。 その結果テンション高めのカードゲームアニメみたいなノリになるのが面白い。 放課後さいころ倶楽部がボードゲームを通したキャラクターのやり取りにフォーカスしてるのに比べて こっちは「ガチでゲーム!!!」っていうスポ根スタイルを採っていてプレイングやルール理解に重きを置いているのが伝わってくる…。 天王寺さんのカワイさに頼らずゲームの差し合いにページ数を費やす心意気、しかと見届けました。 じっくり時間をかけてひとつのゲームをするタイプの作品になりそうな予感で楽しみです!win,lose or drawノーマーク爆牌党 片山まさゆきナベテツ作者が最初に想定していない展開というのは、マンガを読んでいく上でのライブ感としてたまらないのですが、この作品はそんな展開で紡がれた傑作の一つです。 作者の片山先生自身、キャラクターが転がって出来上がった作品だと語っていますが、物語の初期と中盤からの展開の違いに驚き、どんどん引き込まれていきます。 麻雀好きな友人に貸して読ませたことがあるんですが、大変好評でしたし、片山先生の作品の中で傑作として挙げられることも多いタイトルです。 この作品を読んで、競技麻雀というストイックなルールがあることを知りました(一発・裏ドラ・カン裏ドラなし)。 麻雀というゲームに、「流れ」は存在するのか。非常に深いテーマですが、読み終えた読者は恐らく何らかの結論を出せるのではないかと思います。鬼押出氏と語るパラドックスや、大介、八崎プロの名言など、脇を固める存在もとても魅力的です。 麻雀漫画というのは基本的にニッチな分野だと思いますが、ジャンルにおける金字塔として広く読まれて欲しい作品です。 奈落の魔力(というか呪い)メイドインアビス つくしあきひと奈落の熊猫読み進めるごとに戻れなくなる呪いにかかります。(アビスとおんなじ。 かわいい絵柄ですが読書感としては「かわいい」が3割で残り700000000000割くらい全部「畏怖」です。アビス恐るべし。恐るべしなんて言葉で表せないくらいやばい。この世界。 読んでなくても知ってる人は知ってるかもですが、「アビスの呪い」がほんとにエグい。 アビスにはいくつかの〝層〟があって、潜る分には全然OKなんだけど、そこから地上に戻ろうとすると、層ごとに異なる〝異常〟に見舞われます。 潜るのはOKなのに戻るのはダメって……なにか「帰さねえよ?」って言われてるみたいで怖すぎる。ふるえ。 作中で実際に「アビス信仰」なんてものがあるのも頷けます。信仰しちゃいそう。 久々にドッキドキする漫画だったので、まだ読んでない人はぜひ。 こちとら記憶を消してもう一度読みたいです。ハディま……。鬱オブ鬱メイドインアビス つくしあきひと名無しカジャわかるよ悪を蹴散らす「悪童」の闘い悪童-ワルガキ- 志名坂高次にわかギャンブルがなにより好きな荒くれ者の男が、ヤクザに殺されて、自殺した子供の身体に転生する話。 主人公の精神構造はまさしくワルガキ、そこがいい。ただの「悪」でなく、一本筋の通った理屈から「悪童」らしく解決していく。敵対する敵は「邪悪」な人間が多いのでスッキリとした読み応えもある。 志名坂高次作品のファンとしては、主人公が適度な「怯え」をもっているという点が面白い。ヤバそうな敵はなんと避けようとして、チンケな邪悪は蹴散らしていく。なんというか普通の「暴れん坊」の感性を保持している。 これから勝負が過激になっていくだろうから、バランスを維持するのか、ガラっと変わるのか、楽しみな作品 コミュニケーションとはなんぞや三護さんのガレージセール 黒谷知也かしこ三護さんのガレージセールではどんな物でもお手頃価格である。在宅勤務で一人暮らしには困らない稼ぎもあり、父親譲りの物欲で不用品が溢れているので、人とのコミュニケーションが目的なのです。世間から少し浮いている三護さんですが、人との心の距離の取り方はむしろ巧みかもしれない。お互いにとって心地よい交流って難しいですが、このマンガにはヒントがあるような気がします。今まで読んだ猫漫画の中で一番好きな作品ですカボチャの冒険 五十嵐大介名無し 結構な田舎に住んでいますが、もっと山奥に移住して この漫画みたいに自由に猫を飼ったら楽しいだろうなぁ と思ってしまいます フェロモン症ドラッグレス・セックス 辰見と戌井 エンゾウ大トロ普段BLはそんなに読みませんが、たまに読むと設定がぶっ飛んでて面白いですね! これを機にいろんなBLを読んでみようと思います。 エロいゆき姉ちゃんの官能ごっこ。 須河篤志名無し官能小説の真似事をする作品。ここまでエロいのは久しぶり。次も期待。アシスタントのまんが道藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編 えびはら武司名無しえびはら武司と藤子・F・不二雄にこんな接点があるとは知らなかった。 ドラえもんだけではなく、ほかの藤子・F・不二雄の作品の今だから言える裏話などを語ってくれる。個人的には、第三者から見た、藤本先生、安孫子先生の像が面白かった。等身大の人間として漫画家を感じられる作品は貴重だと思う。 作者のドラえもん愛と藤本先生に対する愛を感じる良作。<<1112131415>>
今でこそ打つ機会は減りましたが、20代のころはよく徹マンをやっていたものです。麻雀とは不思議なもので、どれだけ注意深く他家の捨て牌を確認しながら打っても、危険牌ばかり寄りついてきて負ける時はバカ負けする。そう、「スーパーヅガン」の豊臣くん状態です。対して夜の2時もすぎるころになると、やけに神経が研ぎ澄まされてきて、ヒキだけで勝ちまくるなんてことも。こちらは明菜ちゃん状態ですね。よく雀荘でこの漫画を読んでたなあ、役作りのこととか、美しい牌の待ち方とか考えなくてゆる~く読めるからいいんだよねぇ…と懐かしんでいたら、続編があることに気づきました。あの豊臣、ヤス、信太郎、明智も社会人になってるんですね。しかしながらやってることは一緒で、豊臣が3人にカモられるという構図は変わらず。しかしながら明菜は最初は登場せず、豊臣の彼女らしき人物がいて…? 読んでる途中から自分的には盛り上がってしまいました。あのころの面子を集めて久しぶりに卓を囲みたい~。