ちはやふる

ついに完結した名作・・

ちはやふる 末次由紀
酒チャビン
酒チャビン

終わってしまった・・50巻と区切りも良かったですし、ちょっとマンネリ化もしてきてないとは言い切れない状態でしたので、これで良かったのかもしれませんが、続きが読めないとなるとものすごく寂しいです・・ 元々は全然知らないマンガだったのですが、甥っ子が学校で百人一首大会があり、それに向けて練習をしていると言っていたので、「百人一首スペースマンガ」で検索したところ、こちらのマンガがヒットし、甥っ子に読ませる用に購入したのが出会いでした。 それで、表紙や絵柄が完全に少女マンガ的なこともあり、甥っ子が全然興味を示さなかったため、わたしが先に読んでみようと読んだんですが、これが面白い!!! 久しぶりに1日に3回も4回も本屋に行ってしまいました(続刊買い増しのため)。 その後、コロナとかあり、個人的にも一市民なりにいろいろなことがあったのですが、その度に読み直しをさせてもらってます。総武線で危うく落涙しそうになり、マスクで顔を覆ったこともありました。 マンガ一時好きだったのですが、いろんなソシャゲとかも出てきてほぼ読んでない時期があったのですが、やっぱマンガ読んだ方がいいな、と気付けたきっかけの作品でもあります。 内容的には百人一首に打ち込む高校生達の物語で、少女マンガの雑誌に連載されているものですが、正統派スポ根ものです。努力と友情と勝利も全部マシです。柔道部物語やマキバオーが好きな人は絶対に好きだと思うので、50巻ありますが、なんとか理由をつけて読み始めてみてください。

機動戦士ガンダム Twilight AXIS

女性主人公のガンダム、ありまぁす!

機動戦士ガンダム Twilight AXIS Ark Performance 矢立肇 富野由悠季 矢立肇・富野由悠季 サンライズ 蒔島梓
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』観てますか? 史上初の女性主人公ガンダムとして(もちろん初の百合ガンダムとして)新たな試みである『水星の魔女』ですが(ここまで『ポケットの中の戦争』のクチコミと同じ)、そういえば今までのガンダムに百合はないのか?!せめて女性主人公ものはないのか?!と漫画読みに聞いてみたところ、この『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』を教えてもらいました。 元ジオンのメカニックの女性とテストパイロットの男性のコンビもの。しかしその設定が「ニュータイプ能力をメカに対して使う女性」と「シャア =アズナブル専門のテストパイロット」と言えば、二人のヤバさは十分伝わりますよね? 古巣・アクシズに残されたサイコフレーム資料の回収に同行しつつ、シャアに対して複雑な思いを抱く二人の心残りを探しにゆく物語は、一年戦争からシャアの反乱に至る裏側や、UCからF91の「歴史の空白」を埋める物語にもなります。 自分の思いのために相棒を振り回す主人公と、それを受け止めるMS戦の猛者。親子ほどの年齢差に見える二人の独特な関係もなかなか強い!そこにニュータイプを巡る切ない出自を絡めて、主人公の幸せを祈りたくなる物語でもあります。 モビルスーツ好きにはNT-1アレックスのアフターストーリーとしても要注目。優秀だったのねアレックス……。 (教えてくださったナベテツさん、ありがとうございます!) 追記 毎年ね、元旦に「宇宙世紀0080年1月1日、連邦とジオン公国の間に終戦協定が結ばれた……とのことで、1月1日は(ガノタ的には)一年戦争終戦記念日です」って言いながらガンダム一年戦争関連の漫画のクチコミを書いてるんです。 今年は『水星の魔女』があるから、女性が活躍する作品を二点、書いてみました。もう一点は『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』です。そちらは初の女性ガンダム乗りの話なのでよければどうぞ!

メタルちゃん

自分、メタラーですが

メタルちゃん ふみん
さいろく
さいろく

マイノリティであるという自覚はこれまでの人生で散々持ってきたが、いくらなんでもこれは心外だ(笑) メタル聴いてるだけでこんなに迫害されるような幼稚な学校が存在してなるものか!可愛い×メタルはこの10年ぐらいでBABY METALによって証明されているが、25年ぐらい前から美人でメタル聴いてたら男は逆に寄ってくるもんだったもん。 しかもSlipknotとRhapsodyってこれもう20年ぐらい前だろ(Rhapsodyは15年ぐらい前に「Rhapsody on Fire」という名前に変わっている) とまぁ…メタルに関しては「そこは漫画なのでいい」として。 でも2021年の作品でその題材ってのは古いな、時代背景も2000年頃なのかもしれない?イヤホンも有線だし。 鉄(くろがね)っていう名字の素晴らしさや、そんなに嫌な思いをしたにも関わらずメタルをまだ爆音で聴いてるところなんかはひたむきな高校生の一途さというか真っ直ぐさ、狭い視界だけど解像度めっちゃ高いんだろうなって感じさせてくれるところなんかが見え隠れして良い。 主人公の岸くんが「騎士」なんだろうなーって(北欧メタルなどのメロディック系は騎士がドラゴンと戦う歌が多かったりする)思って読んでおりました。 端的に、サイコーでした。